有手窓の初長編小説が刊行 “置き配”きっかけのシスターフッドサスペンス

有手窓による初の長編小説『お隣さんの置き配がヤバすぎる』(河出書房新社)が3月27日(金)に発売された。
【画像】「置き配」を機に出会った二人のシスターフッドサスペンス
内容紹介
かつて新進気鋭の漫画家として活動していた侑李(ゆうり)は、憧れの大御所作家からの性加害と、それを黙殺した編集部の裏切りにより、筆を折ってしまう。自らの絵もペンネームも捨て、愛猫「フィン」の遺骨と共に、荒れ果てた家で半引きこもり生活を送っている。そんな彼女の隣に住むのは、高級住宅で完璧な「奥様」を演じる専業主婦・花帆(かほ)。しかし、花帆の日常は、エリートの皮を被った夫によるGPS監視とモラルハラスメント、身体的虐待……、暴力に支配されたDV地獄だった。近所では連続通り魔事件が起こり、ある日、花帆はオンラインショップでの買い物を夫に隠すため、侑李の家で「置き配」を受け取ってほしいと懇願する。花帆にはじつは秘密があった。性加害によってキャリアを奪われた元漫画家と、DV下で結婚生活を送る富裕層の専業主婦。交わるはずのなかった二人は「置き配」をきっかけに奇妙な友情を育み、「女である」自分たちを削り取るものたちへ、真っ向から挑んでいく。そして運命が動き出す。バイオレンスと癒しが疾走する、シスターフッドサスペンス。
『ババヤガの夜』の王谷晶も「めちゃくちゃな世の中にボコボコにされている女たち、世界よりもっとはちゃめちゃになってやれ!!今、元気のある人もない人も読んで笑って泣いてほしい。」と推薦コメントを発表している。
著者情報
有手窓 Mado Arite
2023年に「白山通り炎上の件」で新人文学賞「文藝×monogatary.comコラボ賞」の大賞を受賞。本作はYOASOBI「New me」として楽曲化され、同名の小説集を刊行。本作が単著デビュー作となる。
■書誌情報
『お隣さんの置き配がヤバすぎる』
著者:有手窓
価格:1,892円(税込)
発売日:2026年3月27日
出版社:河出書房新社
























