岡田悠のユーモアたっぷりの探究心と観察眼が光るエッセイ『駅から徒歩138億年』

岡田悠のエッセイ『駅から徒歩138億年』

 岡田悠の『駅から徒歩138億年』が2025年10月16日(木)に産業編集センターより発売される。

 本書は、笑えるコンテンツに特化したウェブメディア「オモコロ」を中心に活動し、累計1300万PVを超える人気を誇る岡田悠の“旅と散歩”にまつわるエッセイ集。タイトルからしてユーモアたっぷりだが、その中身も自由奔放かつ哲学的。日常の一歩を、宇宙の果てまで拡張してしまうような岡田流の探究心と観察眼が光る一冊だ。

 収録されているのは、「多摩川を河口から源流まで歩く道程を綴った『川歩記』」をはじめ、「17年前、新幹線の車窓から2秒だけ見えた海を探す」や「学生時代に住んでいた寮に、あの頃の友人たちと泊まってみる」、「古いカーナビの案内だけで池袋~上野間を歩く」など、思わずクスッと笑い、そしてハッとさせられる10編の旅エッセイ。移動そのものを“人生のメタファー”として描く筆致は、笑いの奥に深い余韻を残す。

 著者・岡田悠は1988年兵庫県生まれ、東京都在住。ウェブメディア「オモコロ」ほかで数々の話題作を発表し、『0メートルの旅』(ダイヤモンド社)、『10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい』(河出書房新社)、『1歳の君とバナナへ』(小学館)などでも独自の感性とユーモアを発揮してきた。

■書誌情報
『駅から徒歩138億年』
著者:岡田悠
価格:1,980円(税込)
発売日:2025年10月16日
出版社:産業編集センター

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