河出書房新社、創業140周年記念企画が2025年秋季よりスタート

河出書房新社、創業140周年記念企画

 2026年5月に創業140周年を迎える河出書房新社。2025年秋季よりさまざまなアニバーサリー企画が展開される。

 企画の1つとして、10月より創業140周年記念出版タイトルが刊行開始。山田詠美『三頭の蝶の道』、小川洋子『続 遠慮深いうたた寝』、中村文則『彼の左手は蛇』、『EはエドワードのE』、ジェーン・バーキン『ジェーン・バーキン日記』(小柳帝監訳)、『エッセンシャル・ピーナッツ 史上最高の漫画と世界的に有名なスヌーピーのすべて』(マーク・エヴァニア著 谷川俊太郎/望月索訳)、ハン・ガン『光と糸』(斎藤真理子訳)が刊行予定だ。

 また河出書房新社内での募集から「これまでも、これからも。本の窓から。」というキャッチコピーが決定。記念ロゴ、キャラクターは、広告アートディレクション、ブックデザインを多数手がけるデザイナー、寄藤文平さん(文平銀座)が制作。クラシカルで、どこか愛らしい雰囲気のロゴタイプのほか、本をかたどった窓の中で変幻自在な姿を見せるキャラクター「ふくろうさん」が描かれる。

 創業140周年カウントダウン企画として2022年9月に創刊した季刊「スピン/spin」では、9月26日発売の第13号より、特別企画「140人・140冊・この1文」がスタート。各選者がそれぞれの「河出の1冊」をセレクト。作中出色の「この1文」、作品への想いが込められた「コメント」が、寄藤文平による描き下ろし「ふくろうさん」とともに発表される。

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