人気絵本『ねずみくんのチョッキ』TVアニメ化 最新巻『えかきになりたい ねずみくん』発売へ

絵本『ねずみくんのチョッキ』がシリーズ初のTVアニメ化されることが決定した。シリーズ最新43巻『えかきになりたい ねずみくん』が9月3日(水)にポプラ社より発売された。
【画像】絵本『ねずみくんのチョッキ』がアニメ化・最新巻発売も
1974年に『ねずみくんのチョッキ』が刊行され、昨年誕生50周年を迎えた「ねずみくんの絵本」シリーズ。シリーズ初のTVアニメ化が決定。ねずみくんとねみちゃんと、その仲間たち。ユーモラスであたたかな唯一無二の世界が、アニメーションで表現される。
シリーズ最新刊『えかきになりたい ねずみくん』も発売。43作目となる本作は、シリーズ作品で初めて、ねずみくんが「お絵かき」に挑戦。ねずみくんが描く、動物のなかまたちのユーモラスな似顔絵や、予想外なオチに注目。どんな絵が出てくるか、次のページを想像するのが楽しいお話となっている。2019年に絵を担当していた上野紀子が逝去した後も過去のねずみくんシリーズの絵をパソコンに取り込み、組み合わせたり合成したりして、新しい絵をつくりあげるという方法で、シリーズの新作を生み出し続けている。
『えほんになりたい ねずみくん』の発売記念のSNSキャンペーンも実施中。ポプラ社公式Instagramをフォローしたうえで、「#えかきになりたいねずみくん」をつけてねずみくんの似顔絵を投稿すると、特製「ねずみくんのお絵描きセット」が抽選でプレゼントされる。
あらすじ
絵の練習をはじめたねずみくん。夢は「えかきさん」になることです。
なかまたちの似顔絵をかいてあげましたが、みんなは「ぜんぜんにてない」と不満げです。
最後にやってきたねみちゃんの似顔絵も、「ねみちゃんおこるぞ」「ぜんぜんにてない」とみんなは言いますが、はたしてねみちゃんの感想は……?
著者情報
なかえよしを/作
神戸に生まれる。
日本大学芸術学部美術科卒業。広告会社のデザイナーを経て絵本作家に。
作品に『いたずらララちゃん』(絵本にっぽん賞・ポプラ社)『扉の国のチコ』『ねずみくんのきもち』(ポプラ社)他多数がある。
2005年、上野紀子とコンビでのこれまでの業績に対し、第28回巖谷小波文芸賞を受賞。
2020年、日本児童文芸家協会選定の児童文化功労賞を受賞。
上野紀子/絵
埼玉県に生まれる。
日本大学芸術学部美術科卒業。イラストレーターを経て、絵本作家に。
作品に『ねずみくんのチョッキ』(講談社出版文化賞・ポプラ社)などの「ねずみくんの絵本」シリーズ、『扉の国のチコ』(ポプラ社)他多数がある。
2019年2月逝去。
■書誌情報
『えかきになりたい ねずみくん』
著者:なかえよしを/作 上野紀子/絵
価格:1,430円(税込)
発売日:2025年9月3日
出版社:株式会社ポプラ社






















