ももクロ 玉井詩織「『こんなに食べる人は珍しい』と笑われてしまいました」 写真集『たまゆら』『しおどき』撮影裏話を明かす

ももクロ 玉井詩織、写真集会見レポート

 8月24日、アイドルグループ・ももいろクローバーZの玉井詩織が、都内でファースト写真集『たまゆら』『しおどき』(SDP)の発売記念イベントを開催。イベント前に行われた記者会見では、撮影エピソードや20周年を迎えた心境を語った。

ソロコンサートで体型がひき締まり「一石二鳥だったので『ラッキー!』と思って」

 

 玉井は2005年にスターダストプロモーションに入所し、2008年にももいろクローバー(現・ももいろクローバーZ)を結成。イメージカラーは黄色、キャッチフレーズは「ももクロの若大将」。グループとしての活動に加え、映画・ドラマ・舞台・バラエティと幅広く活躍してきた。29歳の誕生日にはソロアルバム『colorS』を発表、2025年5月には日本武道館でのソロ公演「Maison de Poupée」を成功させるなど、近年は個人活動でも存在感を示している。

玉井詩織1st写真集「たまゆら」(SDP)

 芸能活動20周年と30歳を記念して発売された、2冊同時刊行の写真集。『たまゆら』は、玉井が憧れていたというベトナム・ホーチミンと「最後の楽園」と呼ばれるフーコック島で撮影。南国の美しい自然を背景に、旅を楽しむ等身大の笑顔から大人びた表情までが収められている。

 一方の『しおどき』は、ドラマ『silent』『いちばん好きな花』で知られる脚本家・生方美久氏が書き下ろしたオリジナル脚本をもとに撮影されたストーリー写真集。写真家・濱田英明氏とのタッグにより、3つの異なる物語の主人公を演じ分け、女優としての新たな魅力を映し出している。

玉井詩織ストーリー写真集「しおどき」(SDP)

 書店に並んだ自身の写真集を目にしたという玉井は、「書店に一冊まるごと自分ひとりの写真集が並んでいるのを見るのは初めてだったので、感動しました」と笑顔を見せた。

 撮影時の体型管理については「撮影前にソロコンサートがあったので、歌ったり踊ったりしていたから体型が自然と引き締まってきたタイミングで(笑)。一石二鳥だったので『ラッキー!』と思いながら撮影に臨みました」と明かす。

 さらに「ベトナムは本当にご飯が美味しくて。撮影も時間に余裕があったので、毎日ちゃんとご飯の時間をとっていただいて、『これは食べるしかない!』と思ってたくさん食べてしまって」と振り返り、「スタッフさんたちから『写真集の撮影でこんなに食べる人は珍しい』と笑われてしまいました(笑)」とエピソードを披露した。

活動20周年を振り返る「こんなに長く続けていけると思っていなくて」

 ももクロメンバーの反応については「サインを入れたものをみんなに渡したのですが、まだ感想はもらえてなくて。あーりんは渡した瞬間に『かわいいじゃ~ん?』って。いつも通りのテンションでした(笑)」と語った。

 さらに記者から「お約束の質問ですが、写真集の点数は?」と聞かれると、「これお約束の質問なんだ! そっかあ~(笑)」とリアクション。迷いながらも「2冊あわせて、もちろん100点です! おなじみの写真集と、『ストーリー写真集』という新しいものの2冊を出せたので、100点でお願いします。おっきく書いてください!」と笑顔でアピールした。

 また、写真集の発売を記念して、SDP公式キャラクター「すたぴぃ」から花束が贈られる場面もあった。玉井のメンバーカラーである黄色の花束を受け取ると、思わぬサプライズに笑顔を見せた。

 

 芸能生活20周年を振り返り「こんなに長く続けていけると思っていなくて、数字の大きさにびっくりしています。私のターニングポイントになったのは、ももクロになった瞬間。結成のときのことが思い浮かびます」としみじみ。最後には「ぜいたくに2冊も作っていただきました。1冊ずつでも楽しんでいただけますし、2冊だと違う表情を楽しめる。日頃から応援してくださる皆さんへの感謝の気持ちを込めています」と呼びかけ、会見を締めくくった。

▪️書誌情報
『玉井詩織 1st写真集「たまゆら」』
著者:玉井詩織/撮影:遠藤優貴
価格:3,300円(税込)
発売日:2025年8月27日(水)
出版社:SDP

『玉井詩織 ストーリー写真集「しおどき」』
著者:玉井詩織/撮影:濱田英明/執筆:生方美久
価格:3,300円(税込)
発売日:2025年8月27日(水)
出版社:SDP

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