『名探偵コナン』園児姿のコナンに『フリーレン』”証言台”のアウラ……「サンデー文化祭」描き下ろしイラストが話題

コナンが園児姿に 青山剛昌のイラスト

 「週刊少年サンデー」連載作家のトークショーやライブドローイング、描き下ろしイラストのグッズ展開や限定展示などが催されるスペシャルイベント「サンデー文化祭2025」が10月12日(日)と13日(月)の2日間に渡り東京・神保町で開催される。


 今年のテーマは”職業体験”。開催に先駆け、サンデーの人気作品のキャラクターが様々な職業に扮した姿で描かれたイラストが「サンデー文化祭」公式Xに続々投稿されている。一番はじめにポストされたのは『名探偵コナン』×”保育士”のイラスト。保育士姿の毛利蘭が園児姿のコナンを抱き抱えている。


 『名探偵コナン』(青山剛昌)は2024年で連載30周年を迎えた国民的人気作品。TVアニメ版も2026年に放送30周年を迎える。コナンファンの間では”コナン×女子キャラ”のカップルごとに推しがいることで知られているが、このイラストは「コ蘭」(コナン×蘭のカップリングのこと)ファンを賑わせる1枚となった。

 次に投稿されたのはこちらも人気作品の『葬送のフリーレン』(原作:山田鐘人・作画:アベツカサ)。葬送のフリーレン×”法曹”がテーマの2枚のイラストだ。黒いローブを着て、木の小槌を手にした判事に扮するフリーレン。そして、天秤を持ち証言台に立つアウラが描かれた。


 このイラストが投稿されるとアウラの”断頭台のアウラ”という異名をもじり、「証言台のアウラ」というファンからのコメントもついた。

 とある目的のため、タイムループをして魔王討伐を繰り返す物語、『廻天のアルバス』(原作:牧彰久・作画:箭坪幹)からは”花屋さん”がテーマのイラストがポストされた。主人公の勇者アルバスが、色とりどりの花を手に持ち、優しい表情を浮かべている。


 松江名俊は、”格闘家”をテーマに最新作『地上へ…』の主人公・ヒイロが道着を着たイラストを描き下ろしている。『史上最強の弟子ケンイチ』で知られる松江名が描いた道着姿にニヤッとした読者もいただろう。


 不器用な男女2人のピュアなラブコメを描いた『百瀬アキラの初恋破綻中。』(晴川シンタ)の担当テーマは”警察官”。手錠を手に、婦警の制服に身を包んだ百瀬アキラのイラストが描かれている。

 オカルト×ボーイ・ミーツ・ガールを描いた『写らナイんです』(コノシマルカ)のテーマは”シスター”。シスターの格好をして片手に骸骨を持った橘みちるが描かれた。霊感がなく、オカルト部ながらに霊を祓ってしまう橘みちるにピッタリの職業ともいえる。


 『名探偵コナン』に始まり、7月31日から毎日18時にXで公開されてきた各作家の特別描き下ろしイラスト。8月7日には『魔物の国』×"バリスタ"の新規イラストが公開されている。今後『MAO』連載中の高橋留美子に『シルバーマウンテン』の藤田和日郎、『ヴァンパイドル滾』の島本和彦など、サンデーのレジェンド作家たちもこの企画に参加してくるかもしれない。トークショーの登壇者にグッズの内容も気になるところ。10月開催の「サンデー文化祭2025」続報を待ちたい。

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