”かっこいい女子”が照れる姿にキュン 『うるわし宵の月』はアニメも期待大【2025.5.20 週間漫画ランキング】

かっこいい女子にキュン『うるわし宵の月』

 4位は、2024年にアニメ化され累計発行部数は500万部超えた大ヒット漫画、森野萌による『花野井くんと恋の病』17巻(講談社)。帯には「あなたを幸せにしたい。」とシンプルながら力強い言葉が添えられている。最新17巻の続きとなる70話が、5月23日発売の「月刊 デザート」7月号に掲載されているほか、残り2話(72話)での完結となることが公式から発表され、クライマックスに向けて最高潮の盛り上がりを見せている。紆余曲折を乗り越えながら紡いできた二人のいく末を見届けてほしい。


 8位には、亜南くじらによる『なのに、千輝くんが甘すぎる。』12巻(講談社)。2023年には「なにわ男子」の高橋恭平と畑芽育を主演に映画化され、興行収入10億円超えのヒットを記録した。最新刊では体育祭へーー。体育祭の鉄板「リレー」に焦点を当てたストーリーは真剣ながらも甘酸っぱい。急遽リレー選手となった千輝と彼の走りを応援する真綾。体育祭勝利のためにキスをお預けした二人に注目だ。

 最後に、漫画ランキングからは話が逸れるが、日販「週間ベストセラー」の総合部門にて2位にランクインした、『岸辺露伴ジャンプ』(荒木飛呂彦/集英社)を取り上げたい。『ジョジョの奇妙な冒険』第四部に登場する漫画家・岸辺露伴を主人公に据えた「岸辺露伴は動かない」シリーズから高橋一生主演で映画となった『懺悔室』や、作中に度々登場する謎の言葉がタイトルとなった書き下ろし小説『くしゃがら』などが収録されている。


 5月23日から公開されている劇場版『岸辺露伴は動かない 懺悔室』では、ドラマに引き続き主人公・岸辺露伴を高橋一生が演じ、全編ヴェネツィアロケで撮影する邦画初の試みがなされた。映画に合わせてエピソードも一部書き換えられており、原作と映画で2度おいしい作品だ。


※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/

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