『魔入りました入間くん』西修×『アクタージュ』宇佐崎しろのタッグで話題『魔男のイチ』に注目【2025.3.11 週間漫画ランキング】

 続く2位には、2025年10月よりアニメシーズン3の放送が決定した大人気スパイ漫画、遠藤達哉による『SPY×FAMILY』15巻(集英社)。漫画アプリ『ジャンプ+』で連載中で、人気ランキングは不動の1位であり続けており、累計発行部数は3800万部を超える。本巻では、前巻に続きイーデン校の教師・ヘンリー・ヘンダーソンと、アーニャの友達・ベッキーの執事であるマーサの過去が描かれている。14巻と15巻の表紙を並べると、二人がお茶会をしているデザインとなっており、ストーリーと相まって話題となっている。まだ手に入れていない人は、ぜひヘンリーとマーサを並べてあげてほしい。


 3位には、2024年にアニメ1期が放送されるなど爆発的なヒットを遂げた、『怪獣8号』がランクイン。2025年3月28日からは1期の総集編と合わせて、キャラクター投票を連覇した『保科の休日』が劇場で放映される。さらに、同年7月からのアニメ2期の放送が迫っており、熱が上がり続けているのを感じる。今年も巻き起こるであろう『怪獣8号』フィーバーに乗り遅れないよう予習しておくことをオススメする。

 4位は、外薗健による『カグラバチ』6巻(集英社)。連載当初から大きく期待された作品の最新刊ともあって、「まだ見たことのないカッコよさ。最高か!」や「とにかくずっと熱いのよ」と多くの読者の凄まじい熱量には、どれほど面白い作品なのかと、期待せずにはいられない。白熱する激しい剣戟にはアニメ化を待望する声も多く、公式の発表を今か今かと待ち侘びているようだ。

 5位には、甘酸っぱい青春に多くの読者が虜となっている、三浦糀による『アオのハコ』19巻(集英社)。現在アニメ2期が放送中ということもあってか、Xのアニメ公式アカウントのフォロワーも30万人を超えている。累計発行部数も2025年1月に700万部を突破し、まだまだ重版がかかり続けているらしく、伸び代が計り知れない。何かと話題を呼ぶアニメ最終話でどんなドラマが生まれるのかにも注目していきたい。

 7位は、眞藤雅興による『ルリドラゴン』3巻(集英社)。本巻発売を記念して、「ずっと真夜中でいいのに。」の人気楽曲『ミラーチューン』とアニメーション作家coalowlとのコラボPVが3月3日YouTubeに公開された。「あまりにも可愛すぎる」や「えぐいこと起きてて草」など反響は凄まじく、再生回数は150万回を突破。このPVを皮切りに、さらに本作のファンが増えていくこと間違いなしだ。

 10位は、2022年5月から「ジャンプ+」で連載していた、阿賀沢紅茶による『正反対な君と僕』8巻(集英社)。「次にくるマンガ大賞2022 web部門」や、「全国書店員が選んだおすすめコミック2024」など、数々の賞にランクインした等身大ラブコメの最終巻だ。2026年1月にアニメ化されることが決定しており、YouTubeにはPV第一弾が公開されている。また、本巻には本編のその後を描いた番外編を収録。作者の想いが込められた4ページのアフターストーリーは、涙を浮かべながらも何度も何度も読み返してしまうだろう。最高の締めくくりをぜひ体感してみてほしい。

※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/

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