「エッホエッホ」SNSでバズり中の“走るフクロウ” 人気漫画家たちもこぞってファンアート投稿

 走るフクロウの写真がSNSで話題を呼び、漫画家やイラストレーターたちによる“ファンアート”が次々と投稿される現象が起きている。

 注目を集めるきっかけとなったのは、オランダ人写真家のハニー・ヘーレ氏が撮影したメンフクロウのヒナの写真だ。メンフクロウの幼鳥はおよそ生後7週間で羽ばたきを始めるが、撮影されたヒナはまだ飛行を練習している段階。そのため、地面を懸命に走る様子が写し出されており、その姿がまるで人間が腕を振って全力疾走しているように見えることから、SNSでは「エッホエッホ」というキャプションとともに拡散され、ミーム化していった。

 “走るフクロウ”の独特なかわいらしさに魅了されたクリエイターは多いようで、『ポプテピピック』(竹書房)の作者・大川ぶくぶや、イラストレーターのねことしもべらが本家を模したイラストを投稿。さらに、『ゆるいキーウィ』(KADOKAWA)のきう山がフクロウをキーウィに置き換えたり、『虚無かわいいアデリーペンギン』(KADOKAWA)のおぞねが“走るペンギン”のイラストを公開したりと、早くもパロディが進んでいる。

 加えて、このムーブメントは企業の公式アカウントにも波及。大阪・関西万博の公式Xアカウントは、公式キャラクター・ミャクミャクのぬいぐるみを用いて「エッホエッホ いよいよ再来月に開幕するってみんなに伝えなきゃ エッホエッホ」と投稿するなど、多方面に影響を与えている。

 成熟前のヒナの貴重な瞬間を捉えた1枚の写真が、思わぬ形で広がった“走るフクロウ”。このブームは、まだまだ続きそうだ。

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