【2025.1.21 週間漫画ランキング】推し活で注目! 新世代ヤンキー漫画『WIND BREAKER』が人気拡大中

1月21日付け週間漫画ランキング
1.呪術廻戦(30)/芥見下々/集英社
2.呪術廻戦(29)/芥見下々/集英社
3.ハクメイとミコチ(13)/樫木祐人/KADOKAWA
4.聖女の魔力は万能です(10)/藤小豆・橘由華ほか/KADOKAWA
5.ダンダダン(18)/龍幸伸/集英社
6.貴族転生 ~恵まれた生まれから最強の力を得る~(9)/三木なずな・華嶋ひすいほか/スクウェア・エニックス
7.最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。@COMIC(7)/蕗野冬・ほのぼのる500ほか/TOブックス
8.WIND BREAKER(20)/にいさとる/講談社
9.SAKAMOTO DAYS(20)/鈴木祐斗/集英社
10.地縛少年花子くん(23)/ あいだいろ/スクウェア・エニックス
1月21日付けの日販調べ週間漫画ランキングでは、先週から2週連続ランクインした、にいさとるによる『WIND BREAKER』20巻(講談社)をピックアップ。今月連載4周年を迎えた、累計発行部数650万部を突破する人気作品だ。
本作はヤンチャな高校生を描いたヤンキー漫画だが、従来のヤンキー漫画で見られた自らの強さを誇示し「てっぺんをとる」ことではなく、街を守ることを大義としており、新世代のヤンキー漫画と言えるだろう。
Xやpixivなどに本作のキャラクターのイラストが多数投稿されるなど、推し活も盛んだ。容姿を理由に周囲から疎外されたことで人を寄せ付けない性格になってしまった主人公・桜が、初めて人の温もりに触れ赤面する様子や、風鈴高校の総代・梅宮の普段のおちゃらけた態度とケンカの時に見せるガチな表情など、各キャラクターの個性、ギャップに沼る人が続出している。
イケメン×ヤンキー×チーム同士の大抗争という図式により、『東京卍リベンジャーズ』を思い起こす人も多いだろう。タイムリープという大きなSF設定がある『東京卍リベンジャーズ』と比較すると、ケンカ中の血や怪我の描写、キャラクターの狂気的な表情などは『東京卍リベンジャーズ』ほど重くなく、ヤンキーに青春が掛け合わされてライトに読める印象だ。
昨年4月にアニメ化された本作は、今年4月からシーズン2の放送を控えている。ティザーPVがYouTubeに公開されており、新キャラ・椿野佑(CV:逢坂良太)の活躍にも期待が集まっている。
また、1月3日から5日には大阪、同10日から19日に渡っては東京で舞台が公演され、チケットはもちろんグッズも軒並み完売。「舞台めっちゃくちゃに最高だった〜!」「とりあえず舞台のBlu-ray買って心の安寧を…」など絶賛の声が相次ぎ、ワイヤーアクションや雨を降らせるといった舞台ならではの映える演出もあり大盛況で幕を閉じた。
アニメ、舞台と次々とメディア化を果たし、3月にはスマホゲーム「WIND BREAKER 不良たちの英雄譚」のリリースを予定しており話題が尽きることがない。本作が巻き起こす新しい風に乗るなら今だ。





















