『サライ』蔦屋重三郎を大特集、付録は『江戸生艶気樺焼』を原寸大で掲載 今村翔吾のインタビューも
1月9日に発売される教養誌『サライ』(小学館)は、2025年の大河ドラマ『べらぼう』でも話題の江戸時代の出版王・蔦屋重三郎を大特集する。
江戸、吉原の一角で貸本屋を営んでいた蔦重は、吉原遊廓のガイドブック「吉原細見」の小売りを足がかりに、ついには日本橋の大手地本問屋を買収し「蔦屋耕書堂」を開店。大特集「蔦屋重三郎が生んだ『出版文化』」では、当時の時代背景から、蔦重が手がけた美人画、役者絵、黄表紙などを繙くことで蔦重の人物像に迫る。
またとじ込み付録には、その最高傑作とされる『江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)』を原寸大で掲載。抱腹絶倒の36ページを超訳版でお楽しみいただけます。
またインタビューでは、直木賞作家・今村翔吾が登場。東京・神保町で、店内にある本棚を「棚主」に貸出、販売してもらう 「シェア型書店」、新たな形態の書店「ほんまる」の経営を始めた今村。「本があったから、本を読んだからこそ作家になれた」と語り、書店経営者と作家の二足の草鞋を履きこなす今村さんに、新たな挑戦について語る。
商品情報
『サライ』 2025年 2月号
2025年1月9日発売
特別価格1,080円(税込)
小学館