【2024.12.24 週間漫画ランキング】物議をかもしながらも堂々完結『【推しの子】』最終巻 『ウマ娘』ら初登場の作品も

【12.24 漫画ランキング】堂々完結『【推しの子】』

初登場作品が目白押しの他ランクイン作品

 初登場でランキング1位を獲得したのは、原泰久による『キングダム』74巻(集英社)。昌平君による3本の柱により大軍を徴兵し韓へと軍を進めた秦は、総大将の騰によって侵略後を意識した、これまでにない侵略戦争を始める。本巻では改めて国が滅ぶという出来事をより鮮明に描いており、本作が新たなステップに進んでいると感じることだろう。


 3位も初登場の、金城宗幸・ノ村優介による『ブルーロック』32巻(講談社)。累計発行部数4000万部を突破し、劇場版の公開やアニメ化、様々なコラボグッズの発売など、2024年を代表する作品の一つであることは言うまでもない。サッカーマンガの金字塔は、今から読むのも決して遅くはない。

 4位は荒木飛呂彦による『The JOJOLands』5巻(講談社)が初登場。第9部となる本作は、第5部である『黄金の風』とリンクしている部分が多いと噂されていたが、YouTubeに公開された本巻のPV動画にて、それを確信したコメントが溢れていた。シリーズファンからの評判が高い第9部を手にとってみてはいかがだろうか。

 続く5位も初登場、日向夏・倉田三ノ路らによる『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳〜』19巻(小学館)。前巻で波乱の展開を迎え、囚われの身となった猫猫(マオマオ)を壬氏(ジンシ)は救い出すことができるのか、手に汗握るストーリーから目が離せない。

 9位は、久住太陽・杉浦理史らによる『ウマ娘 シンデレラグレイ』17巻(集英社)が初登場。新章・芦毛の怪物編に突入し、競馬界で伝説となったとある出来事に向かっていることもあって、作品のボルテージが上がっているのを感じる。2025年4月から始まる初のTVアニメをより楽しむために、多くの読者が本作を手に取ることだろう。

※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/

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