【2024.10.15 週間漫画ランキング】『呪術廻戦』貫禄の2週連続1位 2025年アニメ化の『薫る花は凛と咲く』も健闘!

2024年10月15日付【週間漫画ランキング】

 アニメ放送から日本中のみならず世界にまで社会現象を巻き起こした『呪術廻戦』。ギネス記録の認定(2025年版:世界でもっとも需要の高いテレビアニメ番組)や、累計発行部数1億部突破など、マンガ史に残る功績を収めた。

 そんな本作の最新刊、芥見下々による『呪術廻戦』28巻(集英社)が、10月15日付けの日販調べ週間漫画ランキングにて2週連続1位を獲得。

 2024年1月に発売された同作25巻では、アニメ3期の制作発表や劇場版の上映も相まってか、本ランキングで4週連続の1位を獲得している。連載本誌にて完結を迎えての本巻は、どこまで記録を伸ばすことができるのか注目だ。

1.呪術廻戦(28)/芥見下々/集英社
2.女の園の星(4)/和山やま/祥伝社
3.ぐらんぶる(23)/井上堅二・吉岡公威/講談社
4.WIND BREAKER(19)/にいさとる/講談社
5.カグラバチ(4)/外薗健/集英社
6.アオのハコ(17)/三浦糀/集英社
7.神達に拾われた男(13)/Roy・蘭々ほか/スクウェア・エニックス
8.怪獣8号 side B(2)/肥田野健太郎・松本直也ほか/集英社
9.魔法使いの嫁(21)/ヤマザキコレ/KADOKAWA
10.薫る花は凛と咲く(14)/三香見サカ/講談社

 2位は初登場となる、和山やまによる『女の園の星』4巻(祥伝社)。女子校の国語教師・星先生の日常を描いたヒューマンコメディーの本作は、連載当初から数々のマンガ賞にランクインしている注目作品だ。2024年10月時点では発行部数が245万部を突破している。

 星から見た女子高生達は奇想天外そのもの。彼女らの言動に一喜一憂する星のリアクションは笑わずにはいられないだろう。

 3位も初登場の、井上堅二・吉岡公威による『ぐらんぶる』23巻(講談社)。飲み会を中心としたギャグコメディー要素が人気を呼び、2018年にはアニメ化、2020年には実写映画化された大人気作品だ。

 さらには、アニメ2期の制作決定発表や、舞台『ぐらんぶる』が2024年11月13日〜17日にかけて公演されるなど、猛烈な盛り上がりを見せている。クスッと笑える漫画を求めている人は手にとってみてはいかがだろうか。

 4位も同じく初登場の、にいさとるによる『WIND BREAKER』19巻(講談社)。2024年4月から放送されたアニメ放送が好調な滑り出しを見せ人気が加速した本作は、2025年4月からアニメ2期の放送が決定している。YouTubeに公開されたティザーPVは、公開からわずか2日で(10月15日時点)で21万回再生を突破。注目を集める本作の最新刊ともあって、書店に足を運ぶ人が後を立たないことだろう。

 続いては先週に続き6位にランクインした、三浦糀による『アオのハコ』17巻(集英社)。10月3日から始まったアニメ放送の影響からか、SNSでは「アオのハコ全巻読んでもうた」や「アオのハコ面白すぎる笑明日テストなのに」といった声が挙げられていた。

 7位は初登場となる、Roy・蘭々らによる『神達に拾われた男』13巻(スクウェア・エニックス)。本巻では、柔らかな空気に包まれたスローライフから一転して、久しぶりの冒険に旅立つ。今後どのような発見を得られるのか、のんびりと読み進めたい。

 続いては先週9位から8位に順位をあげた、肥田野健太郎・松本直也らによる『怪獣8号 side B』2巻(集英社)がランクイン。本巻では、訓練生の中で飛び抜けた成績を誇った四ノ宮キコルと、鳴海弦の強さの源が描かれている。本作を読めば、本編での彼女らの言動がより色濃く感じられるだろう。

 9位は初登場となる、ヤマザキコレの『魔法使いの嫁』21巻(KADOKAWA)。2023年にアニメ2期が放送され、累計発行部数が1000万部を突破するヒット作だ。本巻では、学園編が終了し新章に突入。新たな展開を予感させるストーリーはページをめくる手が止まらないことだろう。

 10位には、2025年にアニメ放送が決定している、三香見サカの『薫る花は凛と咲く』14巻(講談社)が初登場ランクイン。漫画配信アプリ「マガポケ」にて、恋愛ジャンル上位常連の作品が待望のアニメ化とあって絶大な注目を集めている。公開から4週間で110万回再生を超えるPVには、歓喜のコメントで溢れていた。

※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/

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