『殿と犬』『きのこいぬ』『ねこおじ』……かわいい“動物”に癒やされること間違いなしの2024秋アニメを紹介
暑い夏が過ぎ去り、ようやく涼しさを感じられるようになってきた季節。じりじりと熱い太陽から解放されて、身も心もほっと一息つきたい気分の人も多いのではないだろうか。そこで今回は2024年秋スタートのアニメから、ほっこり癒やされること間違いなしの「動物アニメ」を紹介していこう。
4人それぞれが演じる“殿”に注目
まずは『殿と犬』を紹介。かつて戦国の世を駆け抜け、鬼神のごとき勇姿を見せた“殿”だったが、その栄光も昔の話……。すっかり没落し、日々の暮らしもままならない暮らしをしていた。そんな殿が、ひょんなことから胴長短足の珍妙な“犬”と長屋で暮らすことに。顔が怖い殿とモフモフ可愛い犬の掛け合いにほだされること間違いなしの、ちょっぴりシュールなドタバタハートフルコメディだ。
通常の作品ではひとつの役につきひとりの声優が割り振られることが多いが、“殿”役のキャストは4人。その4人の中に相葉雅紀が入っていることで、ネット上では「相葉君の声優挑戦、楽しみだなぁ」「全く予想がつかない!」と話題に。他の3人のキャストも、大塚明夫、杉田智和、武内駿輔とタイプの異なる実力派揃いで注目を浴びている。
優しいフォルムと中身のギャップに注目
次に紹介するのは『きのこいぬ』という作品。絵本作家の夕闇ほたるは、愛犬・はなこを亡くし、暗くて深い悲しみの底にいた。そんなある日、ほたるは庭の雪柳の下に“まピンク色のきのこ”が生えていることに気づく。ぼんやりときのこを眺めていると、なんと突然きのこが動き出し、しっぽをぶんぶん振りながら近寄ってきて……。
「きのこの…… 犬?」と疑問に思いながらも、謎の生き物“きのこいぬ”と一緒に暮らすことになったほたる。心に傷を抱えていたほたるが周囲の人を巻き込みつつも、“きのこいぬ”と生活することで傷を癒やしていく、心温まるストーリーになっている。
ふんわりと優しいタッチに、まるくてずんぐりとした癒やし系フォルムを持つ“きのこいぬ”だが、その一方で「散らかし放題」「気まま放題」という一面も。可愛い見た目と豪快な性格のギャップにも注目だ。