『ねずみくんのチョッキ』が50周年 “3世代に愛される” 人気絵本のフェア開催で特典や新作グッズ登場
人気絵本シリーズ『ねずみくんのチョッキ』が、2024年で50周年を迎えたことを記念して、全国の対象書店で店頭フェアが9月13日から開催される。購入者には特典として「ねずみくんの身長計しおり」が配布され、新作グッズも登場予定だ。
1974年にポプラ社から刊行された『ねずみくんのチョッキ』は、これまでに41作が出版され、累計発行部数は500万部を突破。赤いチョッキを着たねずみくんと仲間たちが繰り広げる心温まる物語は、親子3世代にわたって愛されている。
今回のフェアでは、ねずみくんが店を開いたというコンセプトのもと「ねずみくんのおみせ」と題した特設コーナーが設置される。フェアの先行グッズとして、刺繍ブックマーカーやブックカバー、マグカップなどがラインナップされており、読書の時間をさらに楽しくするアイテムが勢揃いする。
また、作者のなかえよしをが全国で記念講演を行うほか、9月13日にはNHKの「あさイチ」にも出演予定。絵本の創作秘話や、ねずみくんに込めた思いについて語られる。さらに、ポプラ社公式Xでは「ねずみくんの食器チャレンジ」キャンペーンも実施中。50名に「ねずみくんの豆皿セット」が当たるチャンスもある。フェアの詳細や購入特典については、ポプラ社の公式サイトやSNSで随時更新される予定だ。
【写真】可愛すぎる!オリジナルノベルティ「ねずみくん 身長計しおり」などフェア詳細
【作者情報】
なかえよしを/作
神戸に生まれる。
日本大学芸術学部美術科卒業。広告会社のデザイナーを経て絵本作家に。
作品に『いたずらララちゃん』(絵本にっぽん賞・ポプラ社)『扉の国のチコ』『ねずみく
のきもち』(ポプラ社)他多数がある。
2005年、上野紀子とコンビでのこれまでの業績に対し、第28回巖谷小波文芸賞を受賞。
2020年、日本児童文芸家協会選定の児童文化功労賞を受賞。
上野紀子/絵
埼玉県に生まれる。
日本大学芸術学部美術科卒業。イラストレーターを経て、絵本作家に。作品に『ねずみくんのチョッキ』(講談社出版文化賞・ポプラ社)などの「ねずみくんの絵本」シリーズ、『扉の国のチコ』(ポプラ社)他多数がある。
2019年2月逝去