【ライトノベル最新動向】『負けヒロインが多すぎる!』シリーズが続々ランクイン! ライトノベル週間ランキング

【ラノベ最新動向】『マケイン』人気上昇

 4位は佐賀崎しげる『片田舎のおっさん、剣聖になる8 ~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』(SQEX)。2025年4月からのアニメ化が発表になった人気シリーズの最新刊で、片田舎の道場で剣術師範を務めていたベリルが、教え子で騎士団長となったアリューシャに乞われ騎士団の剣術指南役となって活躍するストーリーを楽しめる。

 5位は衣笠彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編12』(MF文庫J)。試験などの成績で順位が決まる学園を舞台にした頭脳バトル的ストーリーが、2年生編のクライマックスを迎えて盛り上がる。6位は「キノの旅」シリーズの時雨沢恵一が川原礫「ソードアート・オンライン」シリーズの世界観を借りて綴っているシリーズ最新巻で、10月10日発売の『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIV -インビテーション・フロム・ビービーー』(電撃文庫)が入った。

 8位の駄犬『誰が勇者を殺したか 預言の章』(スニーカー文庫)は、魔王を倒して帰還した勇者パーティーから、肝心の勇者だけがいなくなった事態の真相を探って真実をつきとめるまでが描かれた『誰が勇者を殺したか』の“続編”。詳細は読んでのお楽しみとして、完璧にまとまった前作への興味を、さらに広げてくれるストーリーが綴られ、そういうことだったのかと驚けるとだけは言っておこう。

 9位は佐島勤による「魔法科高校の劣等生』シリーズで、主人公の司波達也や美雪を陰で支える黒羽家の文弥と亜夜子という双子の少年少女が繰り広げるダークな戦いを描いたエピソード第2弾『魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く2』(電撃文庫)、10位は鎌池和馬『創約 とある魔術の禁書目録12』(電撃文庫)と、いずれも電撃文庫の人気シリーズに連なる新作が入った。共に9月10日発売予定。

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