『進撃の巨人』の再実写化はある? Netflixで話題の『ONE PIECE』『幽☆遊☆白書』に続く漫画を考察
『ワンピース』『幽☆遊☆白書』と、Netflixで漫画の実写シリーズ化が続いている。2023年8月に配信が開始された『ワンピース』は配信初週に世界93カ国でトップ10入り。既に続編も予定されているという。
また2003年12月に配信が開始された『幽☆遊☆白書』は配信初週に英語を含めた全言語シリーズで全世界2位を獲得し、日本発作品として過去最高のスタートとなった。この2作の登場により、ネット上では「次に実写化されそうな漫画はどれか」という話題が盛り上がっている。名前が挙がったいくつかの作品について、その可能性を探ってみよう。
次に実写化されそうな漫画ナンバーワンは『進撃の巨人』?
次の実写化候補漫画として真っ先に名前の挙がる作品といえば『進撃の巨人』。2009年に「別冊少年マガジン」で連載が開始された本作は、人類と圧倒的な力を持つ巨人との戦いを描いたダークファンタジーであり、2019年にはコミックス累計発行部数が全世界で1億冊を超えた超人気漫画だ。
「もう映画になってなかった?」と思う方もいるだろう。『進撃の巨人』は2015年に映画として実写化され前後編の2作が公開されているが、この映画の評判は芳しくなかった。特に原作屈指の人気キャラクターである“リヴァイ”不在のストーリーやアクションシーンについては不満の声が続出した。
『進撃の巨人』がNetflixで実写化されたらどのような作品となるのだろうか。Netflixの実写化では、演出が原作に沿っているかどうかを厳密にチェックしているという情報がある。実際『ワンピース』では原作者の尾田栄一郎がエグゼクティブ・プロデューサーを務めており、原作重視の傾向が強いと言える。
また『進撃の巨人』を実写化するうえで外せないのが、立体機動装置を使った戦闘シーン。NetflixはVFXという視覚効果を活かした映像技術に精通しており、『幽☆遊☆白書』の迫力ある戦闘シーンは高評価を得ている。そのためNetflixによる実写化であれば、映画に不満があった原作ファンも納得できる作品となるかもしれない。
さらに漫画『進撃の巨人』は2021年に完結したが、その結末には「感動した」という絶賛の声も多い。この最終回のエピソードも含めて「絶対もう一度実写化作品を作ると思う」との声もあった。