【週間コミックランキング】堂々の完結『ダンジョン飯』がワンツーフィニッシュ 注目高まる『ゆびさきと恋々』もランクイン
涙といえばこの作品も外せない。聴覚障がいを抱える雪に、動じることなく自然に接してくれる逸臣との恋を描いたラブストーリーの森下suuによる『ゆびさきと恋々』(講談社)10巻が7位にランクイン。2024年1月からTVアニメ放送が決定し、10月20日に公開された第一弾PVは49万回再生、12月11日に公開した第二弾PVはわずか8日で15万回再生と、その注目度が伺える。
障がいを抱えているが故に生まれてしまう弊害から、なかなか進展しない恋路は非常に切ない。それでも互いに惹かれ合う姿にキュンとしてしまう読者が増加中。公開された1分程度のPVには、「すでに泣きそう」というコメントが多数寄せられていた。アニメの放送を機に、原作を手に取る読者が増えそうだ。
8位は藤小豆・橘由華ほかによる『聖女の魔力は万能です』(KADOKAWA)9巻。黒い沼が発見され、大量の魔物の討伐に奮闘が落ち着きを見せたところで終了した前巻から、セイのお披露目会が開催されることに。第三騎士団団長のアルベルト・ホークも参加すると聞き頬を赤らめるセイ。2人の恋が進展するかにも注目だ。
10位は硬梨菜・不二涼介による『シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜』(講談社)16巻。格ゲー界の最強シルヴィに挑む、クソゲー界の最強サンラクは、カッツォが大会に間に合うよう時間稼ぎを試みるものの性に合うわけもなく。メインゲームから離れた話であるものの、ファンは白熱の戦いに興奮しているようだ。
※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/