『呪術廻戦』生死不明キャラは今後どうなる? 連載最新話までの内容から復活の可能性を検証
※本稿は『呪術廻戦』ジャンプ本誌連載分、最新話までのネタバレを含みます。
クライマックスに向かって、怒涛の展開が続いている『呪術廻戦』。命のやりとりは一層激しさを増し、生死不明となったキャラも少なくない。果たして彼らに生存の可能性はあるのだろうか。
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本稿では「週刊少年ジャンプ」に連載されている最新話までの内容から、生死不明キャラの現状と復活フラグについて検証していきたい。まだ単行本化されていないエピソードにも言及しているので、念のため断っておく。
まず、主要人物のなかでもっとも生死が気になるキャラクターといえば釘崎野薔薇だろう。彼女は「渋谷事変」にて、作中屈指のセンセーショナルな退場劇を見せた。
特級呪霊の真人と対決した際、術式「無為転変」の効果を受けて、釘崎は片目が吹き飛ばされるほどのダメージを負うことに。直後に呪術高専京都校の新田新によって救護されたが、その容体については「多分死んでますよ」と言われていた。
ただ、新田新は触れた部位をその状態で固定する術式の使い手であり、釘崎に対しても迅速な処置を行っている。そして作者の芥見下々は、2021年2月27日放送のテレビ番組『漫道コバヤシ』に出演した際、釘崎の状態を「死にたてホヤホヤ」で維持されていると発言していた。何やら意味ありげな言い回しだったので、生存の希望は捨てきれない。
また特級術師・九十九由基の生死についても、読者のあいだでさまざまな考察が行われている。九十九は自身の質量を操る術式「星の怒り」の使い手。羂索との死闘の果てに、その術式の奥の手としてすべてを飲み込むブラックホールを生み出すという離れ業を披露したのだが、戦闘終了後に彼女の姿は消え去っていた。
羂索や脹相は九十九を亡き者として扱っており、普通に読めばブラックホール化によって死亡したようにしか見えない。ただ、ブラックホールには時間を捻じ曲げる性質があるとされており、九十九自身が「重力も質量も時間も突き詰めれば」と意味深なセリフを言いかけていた。
こうした描写から九十九には時間操作の力があり、復活する可能性があるのではないか…と考察されているようだ。