「少年ジャンプ+」の“公式切り抜き機能”に漫画家も続々反応 ファンレターからアオリまで、広がる可能性
さらに可能性が感じられたのは、「ジャンプ+」で連載中のアイドルコメディ『ハンサムマストダイ』の作者・アストラ芦魔に寄せられた「ファンレター」だ。切り抜かれたのは、6月11日に掲載された番外編に「メッセージを書いて友達に送ろう!」というコメントとともに描かれた、便箋風のページ。これに「切り抜きジャンプ+」の機能で実際に応援メッセージがうまく打ち込まれており、アストラ芦魔は「切り抜きジャンプ+の可能性……無限大すぎ」と感激&脱帽していた。
すごい!切り抜きグラデ便箋でファンレターを送っていただきありがとうございます😭💌天才‼️レター嬉しいです😍切り抜きジャンプ+の可能性……無限大すぎ♾️ https://t.co/JY0Lx05fbF
— アストラ芦魔❤️🔥日曜更新ハンサムマストダイ連載中💣 (@ito203) September 21, 2023
このように、すでにさまざまな活用法/遊び方が見出されつつある「切り抜きジャンプ+」。たとえば、ギャグ漫画の最後のセリフを空白にして、読者に委ねる大喜利的な使い方も可能と思われ、読者とのインタラクションを前提としたコマやページも生まれていくかもしれない。ネタバレや作品のイメージを損なうポストの懸念もあるが、それは「切り抜きジャンプ+」がなくても一定数存在してしまっているもので、公式サービスの介入によりコントロールしやすくなる可能性もある。まずはどんな漫画のどんなシーンがバズを起こすか、楽しみにしたい。