『ONE PIECE』魚人族、最強説の真意 海峡のジンベエ、ノコギリのアーロン、タイガー……誰が一番強いのか

『ONE PIECE』魚人族、誰が一番強い?

 魚人族とは漫画『ONE PIECE』に登場し、その見た目のインパクトだけでなく人間の10倍の腕力を持つなど身体能力も高いとされる種族である。水中で水を制圧する“魚人空手”や“魚人柔術”の使い手もいるなど、強者揃いの魚人族。その中でも結局のところ、誰が1番強いのかが話題になっているようだ。「マリージョアから無傷で帰還したタイガーが最強」「ジンベエが文句なしに強すぎる」など、ネット上の意見と合わせて紹介していこう。

最有力候補は元王下七武海のジンベエと奴隷解放を成し遂げたタイガー

 元王下七武海でありビッグマムにも対抗していた“海侠のジンベエ”は、やはり魚人最強キャラの最有力候補である。現在“麦わらの一味”の操舵手を務めるジンベエは、魚人島民からも親分と慕われている存在だ。

  魚人空手の達人でもあり、ワノ国編では“鬼瓦正拳”という技で元CP9のフーズ・フーを圧倒している。「海戦でジンベエに勝てるやつはいない」「魚人空手と魚人柔術がすごすぎる」など、ネット上でもジンベエ最強説が有力なようだ。

  またマリージョア襲撃事件を起こしながらも無事逃げ延びた、“タイヨウの海賊団”初代船長のフィッシャー・タイガーも「かなり強そう」「四皇レベルでは?」と話題になっている。「赤い土の大陸(レッドライン)」の壁を素手で登り、単身マリージョアに乗り込み同胞らの奴隷解放を成し遂げたタイガー。

  自身も奴隷として扱われた過去から人間の血を輸血することを拒み命を落としたが、彼の活躍は伝説のごとく語り継がれていた。ファンからは「冷静に考えてタイガーはカイドウより強い」「ジンベエの兄貴分だし実質タイガーが最強」などの声が上がっている。

ルフィに負けたアーロンも実は強い説が浮上

  元“タイヨウの海賊団”団員で、魚人の驚異的パワーでかつてナミの育ったココヤシ村を襲撃した“ノコギリのアーロン”も「得意な水中であれば結構強いのでは?」という意見が上がっている。

  アーロンはグランドライン時代はジンベエと肩を並べる強さと言われており、その強さゆえの残虐な行いの数々に当時驚愕したファンも多いはず。結果的にはルフィに負けることになるが、「東の海で怠けていたから負けただけ」「ルフィ以外と戦ってないから実力が未知数」と言われている、

  他にも“新魚人海賊団”船長のホーディ・ジョーンズや、八刀流の剣術使いで殺し屋のヒョウゾウ、“ゾウゾウの実”の能力者ジャックなどがランクイン。特に魚人島を恐怖で制圧したホーディ率いる“新魚人海賊団”の面々は、アーロンの魚人至上主義思想を受け継ぐ危険な魚人ばかりである。また魚人空手師範の実力を持つエビスダイの魚人ハックも「魚人空手の実力が凄すぎる」「覇気を習得した者とも戦える強さ」と評価されていた。

  ただ一方で「魚人はそもそものスペックが高いところに甘んじてる」「もっと強い魚人が多くてもいいはず」「自分に有利な海中での戦闘が多いから、あまり鍛えたりはせず強さに差があるのでは」という意見も上がっているようだ。魚人ならではのポテンシャルの高さに甘えず、“魚人空手”や“魚人柔術”を極めた者こそ最強になりうるのかもしれない。

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