【漫画】イラストレーターが騙されたSNS詐欺の手口とはーー体験談を綴った漫画に気が引き締まる

 SNSを通じた詐欺の手口は多様化しており、被害に遭うリスクはいたるところに潜んでいる。SNSで作品を発表しているクリエイターも例外ではなく、イラストレーターとして活躍するももさん(@momo_imo_821)も、詐欺被害に遭ったひとりだ。しかし、ももさんはただでは負けず、被害金額を取り戻した上で、その手口と自身の経験を漫画にして発表。同様の被害を広げないよう訴えている。

 ももさん曰く、外国人と思われるアカウントから、ある日「300ドルで息子のためにペットの絵を描いてほしい」というイラスト作成の依頼があった。ただ、謝礼を受け取るためにオンライン決済サービスのビジネスアカウントを立ち上げる必要があり、そのためには200ドルを支払う必要があると説明を受けたという。冷静になれば詐欺と気づけたかもしれないが、翻訳アプリを使ったり、海外の友人と電話しながらの対応、さらに他の仕事も重なり、送金してしまったももさん。その後、相手からの連絡はパタリと途絶え、調べるなかで同様の被害が出ていることを知るのだったーー。

 ももさんは、持病の療養生活を漫画化し、同じ悩みを抱える人に寄り添いたいという目標を持つ、心優しいクリエイター。今回のケースはその優しさにつけ込まれてしまった部分がありそうだ。詐欺の手口と騙された理由、今後について話を聞いた。(望月悠木)

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