サンダル、メガネ、腕時計……存在感ある小物で夏コーデを解決するには? 雑誌『2nd(セカンド)』で特集

『2nd(セカンド)』発売

  平日の仕事服が1st(最重要)だとしたら、休日のカジュアル服が2nd(2番目)。そんな休日スタイルを提案し、しっかりと洋服を語れるリアルでわかってる大人を提案する雑誌『2nd(セカンド)』(ヘリテージ)。2023年7月14日(金)に発売された2023年9・10月合併号では「存在感のある夏小物」が特集となっている。

 夏は暑さを避けるためにどうしても薄手になりがち。同時に、夏特有の「なんだかコーディネイトが物足りない」という問題が生じることもしばしば。そんな時の解決策として、今回セカンドが提案したいのが「存在感のある夏小物」。

 特に「夏の三大小物」としてレザーサンダル、メガネ、腕時計に注目した。各カテゴリのおすすめアイテムやコーディネイトのコツ、ブランド深掘りなど多種多様な内容で、これを読めば夏の小物使いがもっと楽しくなるはず。

 第二特集は「中古で安く、格好いいキャンプ」。一時期よりもトレンドの波が落ち着き、人の流れも少なくなった過ごしやすいキャンプ場で、無駄なお金をかけることなく中古品だけでキャンプをする術を伝授する。

 夏のコーディネイトに欠かせない小物だが、意外と蔑ろにしている人も多いので。そこで、業界のウェルドレッサーたちから絶妙な小物の使い方を学ぶべく、スナップ企画を制作。なかでも多くの業界人が「欠かせないアイテム」として挙げていたレザーサンダル・メガネ・腕時計を、セカンドが定義する「夏の三大小物」としてフォーカスして紹介。彼らの愛用小物はもちろん、セカンドおすすめのアイテムや着こなしなど、夏の小物使いで悩んでいる方やワンランク上を目指したい方にとっては、必見の内容となっている。

 革靴だと重すぎる。スニーカーやビーチサンダルだと軽すぎる。夏のトラッドな足元には、レザーサンダルこそが最適解だ。「毎日レザーサンダルでもいい」と考える人がいるほど、欠かせないアイテム。本企画では、「夏はレザーサンダルさえあれば」と題して、7カテゴリのレザーサンダルとそれらを活用した着こなしを紹介。たとえば写真のBirkenstock(ビルケンシュトック)の隠れた名作[リュトリー]は、かなり幅広でぽってりとしたつま先が特徴のモデル。金茶カラーのスウェードも相まって愛嬌があり、ソックスとの組み合わせも楽しめる。このようにカジュアルなモデルから、もっとドレッシーなモデルまで、およそ計40足を掲載。自分の理想に合ったレザーサンダルが見つかるはずだ。

 マスク生活から解放され、よりメガネをかける楽しみが広がったこの夏。マスク着用を余儀なくされていた頃は、顔まわりがごちゃごちゃしてしまうことを避けるためか、シンプルなメガネが人気だったようだが、最近では「存在感のあるメガネが気分」という人も増えてきているようだ。なかでも恵比寿にあるメガネショップ「Continuer(コンティニュエ)」の志岐俊典(しき・としのり)さんがかけている〈MAX PITTION〉(マックスピティオン)の[ポリティシャン]というモデルは、厚いアセテートと立体的なカッティングによる存在感が魅力。顔まわりに強い個性とインパクトをもたらしてくれる。このほかにも本企画では計4店舗のメガネセレクト店の洒落者スタッフたちに、お墨付きメガネを選定してもらった。マスク解放後、初めての夏。この機会にイメージチェンジを図ってみてはどうだろう。

 腕時計業界においてトレンドとなっているカテゴリは様々あるが、セカンドとして2つの潮流に注目。ひとつはクラシックな金時計。コーディネイトに分かりやすくエレガントな印象を、さりげなくプラスしてくれる金時計は、できれば手に入れておきたいアイテム。どんどん価格が高騰しつつある素材だが、お手頃で手に入れやすい30万円以下のモデルのみを選出した。その一方で、80〜90年代ごろに一世を風靡した、レトロな顔つきの時計も気になる。たとえば神宮前にある「時計店エル」のようなお店で手に入る、リボンベルト付きの〈TIMEX〉(タイメックス)や、レトロフューチャー調のデザインが男心をくすぐる〈SEIKO〉(セイコー)の[パルスメーター]など。当時をリアルタイムで知る人には懐かしく、知らない人には新鮮に映る。そんなレトロウォッチも今また気になる。

 小物に限った話ではないが、「高いから良いモノ」という考え方は僕らにはない。むしろ小物に関しては、コストパフォーマンスに優れたお手頃な価格のモデルも多く存在する。むしろトラッドなコーディネイトに合わせるなら、見た目もうんとチープでアジのある小物にした方が、今っぽいトレンド感や魅力的なギャップを演出できるのでは。そんな提案をすべく、「トラッドスタイルの隠し味は、チープだけど“アジ”のある小物」と題して、ベースボールキャップ、エコバッグ、リボンベルト、ラインソックスの4カテゴリから、セカンドの独断で厳選したアイテムを掲載している。日本車の車名を再編して新たなロゴを制作し、バイオ加工でヤレ感を演出。まるで古着店に置いてあるソレかのような雰囲気でキャップを製作する〈SOU&VEN〉(スー&ベン)のアイテムは、トラッドスタイルのハズしとして優秀。ブレザーに合わせるスタイリングでも、きっとこのような、イナたい雰囲気のロゴ入りベースボールキャップは大活躍間違いなしだ。

 流行病の影響か、はたまたテレビ番組の影響なのか。日本で起こった空前のキャンプブームは終わりを迎え、大量のキャンプギアが中古市場に溢れるようになった。そんな情報を聞きつけ、現在セカンドハンドショップで売られているキャンプギアを調査。あの時欲しかったけど、価格の高騰や品切れなどで買えなかったあのアイテムが、こんな値段で買えるんだ、という驚きの連続。またセカンドとしてはヴィンテージギアを取り扱うショップも外せない。実店舗を構える3店舗、オンラインショップに力を入れている3店舗の合計6店舗を紹介している。

■雑誌情報
誌名:2nd(セカンド)2023年9・10月号 Vol.198
タイトル:存在感のある夏小物。
発売日:2023年7月14日
価格(税込):¥1,100
発行:株式会社ヘリテージ
公式動画:https://www.youtube.com/c/CLUTCHMANTVfromTokyo

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