NHK「すくすく子育て」元司会・天野ひかりが教える『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』オーディオブック発売

『子どもを伸ばす言葉~』オーディオブック

 『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』(天野ひかり・著、とげとげ。・マンガ)のオーディオブックが、6月9日にオーディブルにて発売された。

 本書はNHK「すくすく子育て」元司会で、現在は「NPO法人親子コミュニケーションラボ」代表理事を務める著者が、マンガを交えながら、子育てであるあるなお悩みにこたえていく1冊。フジテレビ『ノンストップ!』(2023年6月9日放送)や『読売新聞 夕刊』(2023年4月3日掲載)、『プレジデントBaby 2023』(2023年4月28日発売)など、多くのメディアで紹介され、Amazonでは複数カテゴリでランキング1位を獲得している。

 「早くしなさい!」や「どうしてやらないの?」など、子育てに奮闘するお母さん・お父さんは、こんなことを子どもに言う場面も多いかもしれない。その裏には「自分でできる子になってほしい」や「なんでも上手にできる子になってほしい」という思いがあることがほとんどであろう。

 親としては子どものためを思って言っている言葉だが、言われた当の子どもたちは「早くできない自分じゃダメなの?」や「自分のやり方でやってみたいのに」といったことを感じている。親の真意を伝えるには「親の言うことを聞かせる言葉」から、「子どもの判断を認める言葉」に変えること。つまり「こうすべき」という親の価値観から、子ども一人ひとりを「そのまま認めること」への転換が必要となる。

 本書では著者がこれまで多くのお母さん、お父さんから実際に相談された悩みの中から、特に多くの方が抱えているお悩みを章ごとに集め、親と子どもの視点の違いについて解説。その違いが明確に伝わるように、ある家族が登場する4コママンガで、NGとOKの言葉を対比して描いている。

 子育てがラクになって、子どもの自己肯定感もあがる、今日から使える「声かけ」の正解が満載の1冊であろう。

■目次
はじめに
第1章 子どもの視点に立ってみる言葉
子どもの自己肯定感は、親の言葉かけで決まる?/ゲームばっかりやっているとき、叱らずにやめさせられる?/ご飯の前なのに、お菓子を欲しがったら、我慢させる? あげる? 他
第2章 子どもが自分で考え始める言葉
子どもが悪口を言い出したら、どう反応したらいい?/子どものやりたいことは認めたい。でもなかなか寝ないときはどうする?/自分からお手伝いする子になってほしい 他
第3章 子どもの力を認めて伸ばす言葉
子どもの習い事選びで失敗したくない!/「買って買って!」が止まらないときはどうすべき?/きょうだいゲンカを解決する効果的な方法は? 他
第4章 子育ての不安が消える言葉
小学校入学までにできるようにしておくたった一つのことは?/他の子はできるのに、わが子はできない……と思ったら?/子どもが仲間はずれにされないか心配。普段からどんな言葉をかけるべき? 他
おわりに 答えは目の前の子どものなかにある

■著者情報
天野ひかり(あまの・ひかり)
NPO法人親子コミュニケーションラボ代表理事、フリーアナウンサー。上智大学文学部卒。テレビ局アナウンサーを経てフリーに。NHK「すくすく子育て」キャスターの経験を生かし、親子コミュニケーションアドバイザーとして講演や企業セミナー講師を務める。子どもの自己肯定感を育てるため自身で立ち上げたNPO法人親子コミュニケーションラボ代表理事、一般社団法人グローバルキッズアカデミー主席研究員。主な著書に『子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ』(サンクチュアリ出版)や『賢い子を育てる 夫婦の会話』(あさ出版)など。

マンガ:とげとげ。
元ナースの漫画家でイラストレーター。著書に「夫ですが会社辞めました」(KADOKAWA)。日常を4コマ漫画にするのが得意。
ブログ  https://ameblo.jp/togetogeillust//
インスタ  togetoge.i

■書籍情報
タイトル:『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』
発売日:2023年3月25日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:四六判/280ページ
ISBN:978-4-7993-2935-1
定価:1650円(税込)

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