『ONE PIECE』終盤のカギを握るのは誰? 再登場を濃厚に予感させる3人の男たち

『ONE PIECE』終盤のカギを握るのは?

 漫画『ONE PIECE』では、一度退場したキャラクターにふたたび出番が与えられることがある。現在物語は最終章へと突入しているため、ますます再登場という形でのサプライズが増えていくかもしれない。

 実際にこれまでの展開を振り返ると、再登場を予感させつつ、一向に出番が訪れていないキャラクターも数多く控えている。とくに終盤での活躍に期待できる“キーマン候補”を紹介しよう。

 まずこの話題で挙げるべきは、やはり神(ゴッド)・エネルだろう。空島編のボスとして登場し、ルフィに敗北した人物だが、その後の成り行きが扉絵シリーズ「エネルのスペース大作戦」で綴られている。

 エネルは方舟マクシムに乗り、憧れの「限りない大地(フェアリーヴァース)」こと月へと降り立つことに。そこにいた兵士たちに忠誠を誓われた後、古代遺跡にて意味深な壁画を発見した。

 壁画には文明の痕跡が残されていたが、その内容は本編でも重要な意味をもつ古代兵器と関わっているともされる。いまだ謎が深い古代兵器のカギを握る人物として、エネルが再登場する可能性は高いのではないだろうか。

 さらに、再登場について作中で明言されていたキャラクターも存在する。それは東の海(イーストブルー)編、海上レストラン「バラティエ」のエピソードに登場したギンだ。

 ギンは悪名高い「クリーク海賊団」の一員だが、餓死寸前のところを救われたことで、サンジの情にほだされる。そして戦いを終えた後には、船長の首領・クリークを連れて立ち去っていく。その際に気絶しているルフィへの伝言として、「偉大なる航路(グランドライン)でまた会おう」というメッセージを残すのだった。

 海賊としての野望を捨てず、首領・クリークと一からやり直すことを決めていたため、生きていればどこかで再会することになりそうだ。

 なお、ギンは猛毒によってあと数時間の命とも言われていたが、公式キャラクターブック「VIVRE CARD」では、時系列に合わせて年齢が2年分加算されていた。死亡したキャラクターに享年表記が付くことから考えても、やはり生きている可能性は高いだろう。

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