続々重版、「しんどくならない」ひとり暮らしのコツを伝授する本が人気の理由

ひとり暮らしのマニュアル刊行

 1月25日(水)に光文社より刊行された単行本『一生役に立つ しんどくならない「ひとり暮らし」ハンドブック』(著・華井由利奈)。各書店でじわじわ反響を呼び、早くも3刷(累計1万部)が決定した。

 親にあれこれ言われない。誰と一緒にいてもいい。好きなときに寝て、好きなときに起きる。自由気ままな、憧れのひとり暮らし。でも、いざひとり暮らしをすると、毎日が失敗の連続。想定外の災難が降りかかりすっかり元気をなくしてしまう人もいる。それは決して、めずらしいことではないのだ。

 実際、ひとり暮らしを経験した人に話を聞くと「本当にあった怖い話」が次々に出てくる。「カギをかけ忘れ、寝ている間に泥棒に入られた」「発熱時に食べられるものがなくて、死にそうになった」「押しかけてきた恋人から性暴力を振るわれ、妊娠してしまった」。

  ひとり暮らしをすると「うつ病」になるリスクが上昇するという研究結果もある。ひとり暮らしは「できて当たり前」ではない。毎日、毎日、生きるために必要な作業をたったひとりで続けていくのは、実はとても大変なことなのだ。だからこそ、これからひとり暮らしを始めるあなたには、しんどくなってしまう原因を知っておいてほしいのだ。

【ひとり暮らしが「しんどくなる」7つの原因】
①心地よくない部屋
②心と体を大事にしない食事
③身だしなみをおそろかにすること
④お金の管理をしない生活
⑤予測不能のトラブルにあうこと
⑥あなたをないがしろにする人や組織と付き合うこと
⑦ひとりで頑張りすぎること

 原因を知っていれば、つらくなる前に対処法を探すことができる。ひとり暮らし歴の長い先輩たち約100人にアンケート調査を行ったところ「これからひとり暮らしをする人に、同じような失敗や後悔をしてほしくない」という言葉とともに、約1000件ものアドバイスが集まった。この本には、ひとり暮らしの先輩たちの切実な想いと専門家に聞いた、役立つ情報が詰まっているのが人気の理由のひとつだろう。

■書誌情報
書名:一生役に立つ しんどくならない「ひとり暮らし」ハンドブック
著者:華井由利奈
発行:光文社
定価:1,375円(税込み)
発売日:2023年 1月 25 日(水)
判型:四六判ソフトカバー 192ページ

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