曽我部恵一 16年ぶりのエッセイ集発売 ミュージシャン、父親として……さまざまな日々の暮らしや人生観を綴る
サニーデイ・サービスやソロとしての音楽活動だけではなく、俳優など多岐にわたって活動を続ける曽我部恵一。ニュー・シングルである『カモン! / 東京ぐらし』をリリースしたばかりの彼が今度は16年ぶりとなるエッセイ『いい匂いのする方へ』(光文社)を1月26日に刊行することが決定した。
「好きなこと、素敵な予感のする方へと歩いてきただけだ」ーー。イヤなことから逃げても、幸せに生きるやり方がある。やってみたら、自分のやり方が見つかる。ミュージシャン、カレー店オーナー、シングルファーザーとしての今。子供3人と犬1匹、喜びも苦しみもたっぷり詰まった日々の暮らしと、人生観をつづった待望のエッセイ集。働き方や子育てに思い悩んだときにも、きっと新たな視点をくれる。一歩を踏み出す力をくれる内容だ。
◎書き下ろしエッセイ
(夢からさめて/コーヒーに最強に合うスイーツについて/レコードを聴きながら/からっぽの世界/家族のこと/ひとつ目のレシピ/仕事も家事も子育ても投げ出して遠くへ行きたいと思う瞬間のこと/お金について/全力。 ほか)
◎巻末インタビュー
<著者プロフィール>
曽我部恵一(そかべ・けいいち)●1971年生まれ。'90年代初頭よりサニーデイ・サービスのヴォーカリスト/ギタリストとして活動を始める。1995年にファーストアルバム『若者たち』を発表。'70年代の日本のフォーク/ロックを'90年代のスタイルで解釈・再構築した新しいサウンドは、聴く者に強烈な印象を与えた。2004年、自主レーベルROSE RECORDSを設立。以降、バンド/ソロとしての音楽活動を中心に、執筆や俳優など形態にとらわれずに表現を続けている。