【漫画】“大切な人”と“都合のいい人”は同じ? 路上で暮らす男女のSNS漫画が教えてくれる愛情のあり方

 自分にとって「大切な存在」とは、「都合のいい存在」と同義だろうか。逆に考えると、誰かの大切な存在になりたいと考えたとき、相手にとっての「都合のわるさ/釣り合わなさ」に引け目を感じることはないだろうか。ヨーロッパの下町を思わせる情緒のある舞台で、そんな迷いを力強く打ち砕き、「都合」を超えた愛情のあり方を考えさせてくれるのが、ツイッター上で公開された創作漫画『貧乏人がドッペルゲンガーに翻弄される話(コンクリートに咲く雑草たち)』だ。

 路上で生活する少年・ショータは、腐れ縁の少女・ナココとふたり、貧しいながらも何とか日々を送っていた。そんなある日、ショータは街中で、身綺麗でいつもより魅力的なナココと遭遇する。彼女いわく、普段一緒にいるナココはドッペルゲンガーであり、“本体”である自分を殺しにくるという。ショータは“偽物”を殺してほしいと頼まれてーー。

 本作を手掛けたのは、アニメ化される作品を生み出す漫画家を目指し、日々奮闘中の一垨シュリさん(@Minzzz01)。本作制作の経緯など、話を聞いた。(望月悠木)

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