「漫画飯」背徳メシ再現 カロリーたっぷりでも食べたい魅惑のレシピ3選

「漫画飯」背徳メシ再現


 「背徳メシ」というジャンルが静かなブームとなっている。背徳とは本来「道徳に背く」という意味で、人間にとって好ましくない行為を指す言葉だ。

 道徳に反するメシはどういうものなのかというと、一般的にハイカロリーで身体に良くない、味は美味しい料理とされる。いわゆるジャンクフードに輪をかけた超ハイカロリーが背徳メシと言われているのだ。

 太る、身体に良くないと認識していながらも、食べたくなる背徳メシ。漫画の世界でも人気があり、さまざまなものが登場してきた。

マヨネーズたっぷりイカフライ焼きそば『日曜日の背徳めし』

 魚乃目三太原作の漫画、『日曜日の背徳メシ』。普段妻に厳しく食事を管理されている鴨志田稔雄が、妻がヨガに出かける日曜日のひとときだけ、カロリーを気にせずメシを食うというストーリーだ。

 その第1回に鴨志田が作った「背徳メシ」が、「マヨネーズたっぷりイカフライ焼きそば」だった。これはカップ焼きそばにお湯を入れて切ったあと、フライパンにサラダ油を引いて麺を入れ、付属のソースと絡めて炒める。さらにイカフライを投入し、マヨネーズをたっぷりとかけて完成だ。この料理を食べた鴨志田は「火星人級の美味しさ」と喜びの声を上げた。

 ジャンク感が強いものの、味に外れはなさそうな焼きそばをフードファイターの木下ゆうかが彼女らしく3つのカップ焼きそばを使って再現した。

深夜のまるごとカマンベールチーズカリカリベーコンチャーハン『ラル飯』

 『ランバ・ラルの背徳ごはん』で、ランバ・ラル大尉が作ったのが、「深夜のまるごとカマンベールチーズカリカリベーコンチャーハン」だった。

 まずネギ・にんにく・卵を使用し、チャーハンを作る。ベーコンは厚切りでカリカリになるよう焼くのが、ポイントだ。チャーハンのうえには卵の黄身を乗せたカマンベールを丸ごと1個投入し、完成する。超ハイカロリーなチャーハンを食べたランバ・ラル大尉は「黄身とチーズとカリカリベーコンの三位一体攻撃。まろやか&コク、恐るべき破壊力」と自画自賛していた。

 『機動戦士ガンダム』ファンなら放っておけないチャーハン。YouTubeでもガンダムファンが再現している、

紅生姜たっぷりポテカラ丼『金曜日の馬鹿メシ』

 『金曜日の馬鹿メシ』で、皇あおいが食べていた「紅生姜たっぷりポテカラ丼」だった。

作り方は牛丼をテイクアウトした際に余った紅生姜とからあげを丼のご飯に上に載せ、さらに辛いポテトチップも投入。そこにマヨネーズをかけて完成。紅生姜、マヨ唐揚げ、砕いたポテトチップ、そしてご飯を一緒に口に入れた皇は「バカウマ」と涙を流した。

 手軽でコストも安い紅生姜たっぷりポテカラ丼。カロリーは高いが、味はなかなかのものがありそうだ。

 再現して食べる際にはカロリーや身体のコンディションを考える必要があるものの、味は間違いなさそうな背徳メシ。食べてみてはいかがだろう。

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