【漫画メシ】旬のリンゴ料理『食戟のソーマ』リゾット『きのう何食べた?』キャラメルトーストなど絶品4選
日本人に広く愛されている果物、リンゴ。その起源には諸説あるが、4000年前のヨーロッパで食べられていたという話もあるほどだ。現在日本で食べられている「西洋リンゴ」は、明治初期にアメリカやフランスから導入され、青森県や福井県など多くの地域で栽培されている。
近年では、シードルの人気も高い。シードルとはリンゴから造られるお酒で、元々はフランスで造られていたが、最近では、国産シードルが隆盛。リンゴの産地として名高い、青森や長野をはじめ、福島や群馬など各地で多様なシードルが登場している。
そんなリンゴは、漫画の中でも様々な料理に使われている。今回は漫画に登場したリンゴに関する料理を紹介したい。
■リンゴチーズ『侠飯』
『侠飯』で柳刃竜一が作った即席おつまみが、「リンゴチーズ」だった。作り方はリンゴをスライスし、切れているチーズを2つのリンゴでサンドウィッチのように挟むというもの。
非常に単純な料理だが、チーズの塩分とリンゴの酸味の相性が非常に良く、酒と実に合う。作品では即席と銘打たれていたが、じつに考えられた逸品であるといえよう。酒好きはもちろん、そうでない人にも勧めたい料理だ。
■リンゴのリゾット『食戟のソーマ』
『食戟のソーマ』に登場したリンゴのリゾットだ。この料理はベーコンを使ったリゾットで、中にリンゴの角切りが入っている。
リゾットは炒め玉ねぎと米を煮る際に、完熟リンゴジュースを少しずつ足していく。こうすることで、米と玉ねぎにしっかりとリンゴの味がつき、食感は生きたままとなるのである。仕上げに黒こしょうを振って、完成だ。
このリンゴのリゾットを再現したのが漫画飯の再現動画を多数アップロードしているサンシャイン池崎。味の評価は、かなり高いものがあった。
■リンゴのキャラメルトースト『きのう何食べた?』
『きのう何食べた?』で、筧史朗が作ったリンゴのキャラメルトーストだ。まずリンゴ4個を用意し、芯を取って薄切りにする。
その後大きな鍋を用意し、キャラメルを作る。出来上がったら切っておいたリンゴを投入。蓋をして弱火で10分程度煮詰め、ときどきかき混ぜて十分にキャラメルを絡めていく。キャラメルリンゴができたら、バターを敷いて焼いたトーストに乗せて完成だ。
完成したキャラメルリンゴトーストを提供された矢吹賢二は上にアイスクリームとシナモンパウダーを乗せていた。その光景はさながら豪華なハニートーストとだった。
デザートとして重宝しそうなキャラメルリンゴトーストは複数のYouTuberが再現に挑戦している。
■スイートアップル『クッキングパパ』
『クッキングパパ』の主人公荒岩一味が、息子のまことが体調を崩した際に作ったのが、リンゴを使ったスイーツだ。
作り方はリンゴをよく洗ったあと、上から1,2センチのところを切り、ふたにする。そして芯をくり抜き、その部分に砂糖と少量のラム酒を入れて、バターをのせて、オーブンに入れて1時間熱して完成する。
リンゴの味を活かしつつ、バターと砂糖で甘さをつけるこの料理。味はもちろん、健康にも良さそうな料理だ。
リンゴは1年中美味しいとされているが、旬は11月~2月ともいわれる。さまざまな調理方法で楽しんでみてはいかがだろう。