基本のごはんがシンプルだとラクになる 『「だけでいい」日常の料理』発売 

日常料理「だけでいい」がわかる本

 『「だけでいい」日常の料理 いつものごはんがもっと美味しくなるコツ』(大和書房)。そんなタイトルの書籍が10月22日に刊行される。

 著者は料理研究家・小田真規子氏。ネットやSNS、YouTubeでレシピ検索するのが当たり前の時代になったが、小田氏は、その状況を歓迎しつつも、料理研究家は今後必要とされるのか、どのようなスタンスで料理を提案していけばいいのか悩んだという。

 ネットで検索すればどんなレシピも得られる一方で、世の中に溢れた膨大なレシピをどのように取捨選択し、自分の食生活に活かしていくのか不安も感じたとのこと。

 小田氏は毎日の料理はもっとシンプルでいいと考える。ネットに頼って「料理迷子」にならないためにも基本のレシピをシンプルに作れるようになること。長年の料理研究家として提案してきたレシピや自身が普段作っているレシピをよりブラッシュアップし、できるだけシンプルなものを改めて「みなおし」たのが本書だ。

 「炒めものは炒めない」「フライパンは縁を使う」「切るだけ、盛るだけ、かけるだけでいい」「だしをとらない」など、いつもの料理を「みなおし」もっとラクに美味しくなるコツを伝授している。

 基本料理をさらにベーシックに、味つけのもととなる調味料の話、日本食の代表格として米と大豆などを収録し、読み応えのあるレシピ本となっている。

■目次
はじめに
第1章 ベーシックを持っていると料理に自信が持てる
第2章 素材×シンプル調味で十分に美味しい
第3章 米と大豆をみなおす
第4章 覚えておきたい美味しさのコツ
第5章 料理のほかに気にしたいこと

■著者略歴
小田 真規子(おだ まきこ)
料理研究家・栄養士・フードディレクター。女子栄養大学短期大学部、香川調理製菓専門学校を卒業後、料理家アシスタントを経て1998年に独立し、有限会社スタジオナッツを設立する。誰もが作りやすく健康に配慮した、簡単でおいしい家庭料理をテーマに『オレンジページ』『ESSE』などの生活雑誌などにオリジナルレシピを発表。NHK「きょうの料理」「あさイチ」の料理コーナーに定期出演。

■書籍概要
書名:「だけでいい」日常の料理 いつものごはんがもっと美味しくなるコツ
著者:小田 真規子
出版年月日:2022/10/22
判型・ページ数:四六版・200ページ
定価:1650円(税込)
発行元:株式会社 大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp/

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