ウェブ漫画『クールドジ男子』がアニメ化 “羞恥心アリ反省タイプ”から“天才型自己完結タイプ”まで、あなたの推しは?
一見、クールでスタイリッシュだが、ちょっぴりドジな男子たちの日常を描く人気コメディ漫画『クールドジ男子』のアニメ版が本日10月10日深夜より、テレビ東京を皮切りに順次スタートする。
よく財布を忘れたり、電車でイヤフォンをつけずに音楽を流したり、コンタクトなのにメガネを上げる仕草をしたり、傘と間違えて靴べらを持ち歩いてしまったり……。そんな“ドジ”さえもクールに決めてしまう「クールドジ男子」たち。大学生の一倉颯は、自身がドジであることを自覚し、失敗のたびに反省する日々を送っていた。周囲からするとそこが魅力的に映っていたりもするが、本人は自分に個性がないと思い込み、後ろ向きに物事を考えていて……。
原作は2019年6月より漫画サイト「ガンガンpixiv」で連載されている、那多ここねによる同名の漫画作品。作者がTwitter上で公開していた「ドジをした瞬間」のイラストが好評を呼び、ストーリーをつけて漫画化したものだ。その経緯とともに、ビジュアルが美しく、笑えて、どこか癒されるのもご時世に合っており、登場する「クール男子」たちもそれぞれにキャラクターが立っている。
一倉颯は前述の通り、ドジを自覚している「羞恥心アリ反省タイプ」。将来に悩みを抱えているが、ドジを明るく誤魔化そうとしたり、意外と面倒見が良かったり、好感が持てるキャラクターだ。高校2年性でハンドボール部に所属する二見瞬は、ドジを認めない「強がりストイックタイプ」。強がりながらも素直なところが愛らしく見えてくる。
27歳のメガネ男子・三間貴之は、ドジをしても何も感じない「無自覚無痛タイプ」。仕事を真面目にこなしながら、周囲に対して無自覚に癒しを振りまいている。童顔の専門学生・四季蒼真は、自分のドジに笑ってしまう「受け入れ前向きタイプ」。明るい人柄だが、颯と同様に将来像に悩みを抱えており、つい応援したくなる。27歳の小説家・五十嵐元晴は、「天才型自己完結タイプ」。コミュニケーション能力が高く、「人を知ること」を執筆の信念としている人気キャラだ。
ドジの内容も、それに対する本人の受け止め方も、うまく類型を捉えており、「あるある」的な楽しみ方ができるのも面白い。アニメで気になった人は原作や作者のSNSもチェックして、推しを探したり、自分はどのタイプかを考えたりしてみるのもよさそうだ。