【漫画】死にたい少女と生かしたい女性、その結末はーー創作漫画『夢の海に溺れて死にたい』が儚くも美しい

 小説家や漫画家になりたいという夢を思い描いたことがある人は少なくないだろう。ひとりでも、自分の作品を心から好きだと言ってくれる人がいたらーーその夢の続きを追いかけることができただろうか。6月28日にTwitter上で公開された創作マンガ『夢の海に溺れて死にたい』(死にたい少女と、彼女を生かしたい女性の話)は、小説家になるという夢に区切りをつけた女性と、絵の才能を持ちながら、死を願望する少女の人生が交わる一時を描いた、胸に突き刺さるような作品だ。

 女子大生の青葉は突きつけられる現実を前に「小説家になる」という夢を諦めようとしていた。そんな時、青葉が捨てた小説を綴ったノートを拾った百咲がその内容に感銘を受け、「私、青葉さんの小説に絵をつけたい!」と提案。そこから2人の協同制作が始まり、青葉は再び小説を書く喜びを思い出すなかで、百咲の“とある願い”を知って心が乱されていく――。

 作者のゆめのひつぎさん(@ymn_htg)は、「自分の納得のいく一番良い作品を描こう」という思いから本作を仕上げたという。思いのつまった本作を描いた背景など話を聞いた。(望月悠木)

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