【漫画】“死にたい”男子と“マスコット扱い”に悩む女子……伝わりづらい切実な悩みを描いた創作漫画が話題

 褒め言葉として使われがちな、「かわいい」や「かっこいい」という言葉。しかし、その意味するところはさまざまで、人によっては「レッテル」として機能し、自意識との乖離に悩まされることになる。一方で、「死にたい」という言葉も、さまざまなニュアンスで発される。軽々しく口にしていいものではないが、実際には挨拶のように、深い意味なく交わされることもあり、何気なく発されたように見えて、実は当人にとっては切実な思いが込められていたりもする。

 そんな言葉のすれ違いを起点に、レッテル貼りの問題や死生観を問う創作漫画『ぬいぐるみ男子がマスコットみたいな女子と出会う話』が6月14日、Twitter上で公開され、話題を呼んでいる。

 漠然と「死にたい」と願う男子学生・北城岬。共感も肯定も得られず、人に打ち明けることはやめようと考える一方で、高校進学を機に、自分が死んだ時に泣いてくれる彼女を探すため、吹奏楽部に入部する。そこで見た目や言動が“マスコットすぎる”女子学生・野々楓と出会う。あまりに隙だらけの楓に岬はつい心を許し、うっかり自分の願望を口にしてしまい――。

 作者は働きながら連載デビューを目指して、日々活動を続けている古河コビーさん(@furuCoby)。自身の様々な感情と葛藤しながら、作り上げられた本作について、話を聞いた。(望月悠木)

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