【漫画】バレエを諦めた少年と女性カメラマン、“好き”とどう向き合う? 創作漫画『踊り子』が美しい
“好きなこと”と真摯に向き合い、挑戦していても、苦境や挫折、停滞は不意に訪れる。そんなとき、何が救いになるだろうか。6月17日にTwitter上で公開された短編漫画『踊り子』は、読後に“自分の好き”に真っすぐに向き合う勇気をくれる作品だ。
足の怪我のために大好きなバレエをやめることを決めた少年は、カメラマンだという女性と出会う。少年が努力を重ね、変形してしまった足は、いまや自身にとって輝かしい勲章ではなかったが、女性はそれを「美しい」と言い、写真を撮らせてほしいと頼んだのだ。撮影しながら2人は会話を始める。すると、バレエをやめようとしている少年だけでなく、シャッターを切る女性の葛藤も浮き彫りになり――。
物心ついた時からすで絵を描き始めていたというほど、絵を描くことに対して強い“好き”を持っている作者の元田可奈子さん(@m10_kana)。読んだ人がポジティブな気持ちになれる本作を描いた背景など話を聞いた。(望月悠木)
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