【漫画】連載デビューはどれだけ難しい? “夢を諦めるまで”を描いたエッセイ漫画が切なくも美しい

 自分の夢と本気で向き合い、しかし叶えることができなかった――そんな経験がある人は、どれくらいいるだろうか。5月14日にTwitterで投稿されたエッセイ漫画『漫画家アシスタント物語』は、漫画家を目指したひとりの女性の奮闘記が描かれており、夢を追う輝かしくも厳しい日々がつぶさに記録され、「諦め」に向かう切なさを追体験できる良作だ。

 本作の主人公/作者のつるは、有名漫画家のアシスタントを務め、担当編集者と意見を交わしながら、少女漫画家としてデビューする日を夢見ながら日々制作を行っている。とにかく、“少女漫画家のタイムリミット”と考える24歳までになんとかデビューしようと奮闘するも、“漫画のようには”上手くいかず――。

 つるさん(@tsuruchanblog)は現在、土日の子供が昼寝をしている時間や仕事の休憩時間など、隙間時間を見つけて漫画の制作を行っているという。自身の軌跡を描いた本作を制作した意図や込めた思いなど話を聞いた。(望月悠木)

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