イラストで共感を集めるポイントは“過剰な表現”にあり? 一見上手な「散歩する女性」のイラストがプロの添削で激変
まず、さいとう氏が指摘したのは、髪の毛の先が青い炎で彩られているところだ。青い炎が意味するものは「闘志」「恨み」などで、街を散歩するルンルン気分とは正反対のイメージともいえる。そんなことを踏まえ、さいとう氏は青い炎を花弁に変えた。
さらにさいとう氏は大胆なアレンジを施す。「共感を呼び込みたいときは、なんでも過剰に表現してください」と言いながら、花弁の数を数倍に。これにより、パッと見ただけで、華やかさが格段に増したことがわかる。
そのほかにもまるで魔法のようなアレンジを施し、作品の魅力がグッと高まった印象だ。確かに、「憧れる! 素敵」と感じる人も多くいることだろう。イラストを描く上でのアイデアの引き出しを充実させたいクリエイター、またプロイラストレーターの技術や視点に触れたい人は、さいとう氏のチャンネルをチェックしてみよう。