読書家声優・斉藤壮馬、選書フェア&朗読企画 全国1,400書店で開催決定
河出書房新社が毎年秋に行っている「河出文庫ベスト・オブ・ベスト」フェアが、今年も10月下旬より順次、全国書店で開催される。
本フェアは、河出文庫の好評売れ筋既刊を店頭に数多く取り揃えて紹介するもの。今年は、声優界きっての読書家として知られる斉藤壮馬が選書を担当した。
斉藤は「斉藤壮馬が朗読したい河出文庫ベスト5」をお題に5作を選定。該当作の朗読・選定理由の執筆し、さらに5作それぞれをイメージした撮り下ろし写真撮影も行った。選書の5冊については、その写真を使用した特装カバーを作成する。
斉藤に協力を仰いだフェアは2度目。前回実施のフェアでは「斉藤壮馬的河出文庫ベスト5」と題した選書が、膨大な読書量を感じさせるとしてプロの書店員の間でも話題となり、河出文庫史上最大規模の全国約1,000軒での開催となった。さらにファンのみならず読書家の間でも話題沸騰、各地で品切れが相次ぎ、選書された5点は2度重版する事態に。今回はその反響を受け、前回を大きく上回る全国1,400軒の書店でフェアが開催される。
「斉藤壮馬が朗読したい河出文庫ベスト5」
北野勇作『カメリ』
尾崎翠『第七官界彷徨』
倉橋由美子『完本 水郷譚』
ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』
鷺沢萠『少年たちの終わらない夜』
斉藤が選書した5点を購入するとその作品の朗読を聴くことができ、選書の理由も読むことができる。また、特装カバーに付いている応募券を集めると、表紙に使用した写真とは違うカットを使用したポストカードのセットや、朗読音声とPVをおさめたDVDがプレゼントされる特典も用意されている。
※応募券は5点以外の「河出文庫ベスト・オブ・ベスト」対象アイテムのフェア限定オビにも付いている(約40点。対象アイテムは書店によって異なる)。
応募詳細や開催書店については河出書房新社のオウンドメディア「Web河出」にて掲載されている(https://web.kawade.co.jp/bunko/17888/)。