エド声優・朴璐美「ハガレンは哲学書」 『鋼の錬金術師』20周年記念特番で語り合った色あせない魅力
番組後半ではそれぞれが好きな名言をピックアップ。朴からは「ハガレンはやっぱり哲学書」という言葉が飛び出し、釘宮も「だから名言が多いんだと思う。そのときの自分にふさわしい言葉が見つかる」とうなずいた。
そんな2人が原作15話の名シーンを生アフレコ。これには、ファンのみならず、MCの松澤も感激した様子を見せていた。
そして、20周年を記念として行われるさまざまなプロジェクトが紹介された。原画展『鋼の錬金術師 RETURNS』の開催、『鋼の錬金術師』20周年記念本制作、更には荒川弘氏の最新作が「少年ガンガン」で連載決定。これらは12日の日中に発表されていたものだが、SNSでは「荒川先生」がトレンドに入るなど、新連載に大きな期待が寄せられているのがわかる。
また、2022年にコラボカフェの開催、新作スマートフォンゲームの製作決定も発表された。「すでに収録は始まっているんですが、かなり原作に沿った内容になっている」と朴。続報は2021年冬とのことだ。
最後に、朴は「年代関係なく、この作品が成長の糧のひとつになってくれたら。そして、またこうしてみなさんと振り返りながら、楽しみながら、過ごしたいな、と思いました」と言い、続けて釘宮も「自分なりの『鋼の錬金術師』の楽しみ方をしてもらえたら」と締め括った。
世代を超えて愛され続ける『鋼の錬金術師』。20周年スタートの日に素晴らしい1年になることを予感せずにはいられない特番となった。この記念すべき年に、『鋼の錬金術師』はさらに多くの人の心を掴むことになるのではないだろうか。