『東京卍リベンジャーズ』マイキー、なぜ圧倒的なカリスマ性? 奔放な個性を探る

『東京卍リベンジャーズ』マイキー、なぜ圧倒的なカリスマ性? 奔放な個性を探る

 2017年より「週刊少年マガジン」にて連載、2021年4月よりテレビアニメ化、同年7月9日に実写映画公開、さらに8月には舞台化と勢いよくメディアミックス展開されており、ファンを増やし続けている『東京卍リベンジャーズ』。ストーリーも然ることながら、魅力的なキャラクターも同作の人気の要因だろう。その中でも1位2位を争う人気キャラといえば、“無敵のマイキー”こと佐野万次郎だ。

『東京卍リベンジャーズ』1巻(講談社)

 マイキーは、東京卍會の総長。小柄ながらも喧嘩の強さで右に出る者はいないほどで、主人公・花垣武道を理不尽にこき使っていたキヨマサや、敵対する暴走族「愛美愛主」八代目総長・長内信高を一発KOしている。その後も必殺技のハイキックで体格差や人数差を物ともせずに圧勝を重ねている。この強さが“無敵のマイキー”という呼ばれる所以だ。さらに圧倒的カリスマ性を兼ね備えており、彼のひと声で約100人の東京卍會メンバー全員が鼓舞され、士気を高める。マイキーの不思議な魅力に惹かれて東京卍會に入ったメンバーも多いはずである。

 そんなマイキーの魅力として挙げられるのは、まず「仲間思い」であること。実写映画でも描かれるであろう「愛美愛主」との抗争、「8・3抗争」も元をたどれば東京卍會参番隊隊長だったパーちんこと林田春樹の親友がやられた仕返しから始まった。

 マイキーは東京卍會メンバーを集め、「東卍にパーの親友やられてんのに迷惑って思ってる奴いる!? パーの親友やられてんのに“愛美愛主”に日和ってる奴いる? いねえよなぁ!!?」とメンバーたちをまとめ上げたのだった。

 さらに、抗争前パーちんらと共に作戦会議をしているところに「愛美愛主」が乗り込んで来ると、立ち向かうパーちんを静かに見守るマイキー。パーちんは気絶させられてしまったが、マイキーが一蹴りで長内をノックアウト。そして「東卍はオレのモンだ オレが後ろにいるかぎり 誰も負けねぇんだよ」と、パーちんが折れずに立ち向かっていった姿勢を称えるかのような発言をしている。複雑な家庭のマイキーだからこそ、仲間の大切さをひしひしと感じているのだろう。

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