“依存症”を正しく理解するために……『酔うと化け物になる父がつらい』作者が当事者、医師、専門家を取材
主演・松本穂香で映画化された『酔うと化け物になる父がつらい』の原作者・菊池真理子が新たに“依存症”をめぐる人々を描いた『依存症ってなんですか?』が、2021年5月14日に秋田書店より発売された。
ノンフィクションエッセイ『酔うと化け物になる父がつらい』では、アルコール依存症の父との暮らしを描いて話題を呼びんだ漫画家・菊池真理子。
自分の父親が、体も家族も壊してまでお酒を飲んでいたのは、アルコール依存症という病気だったのかもしれない。だとしたら、家族として、依存症にどうやって関わればよかったんだろう? 病気だったかもしれない父に何かしてあげられることはあったんだろうか? 過去は変えられなくても、依存症を知れば何か変わるかもしれない。
そう考えた菊池が、今作では断酒会、AAなどの当事者、臨床心理士・信田さよ子、精神科医・松本俊彦、成瀬暢也、そしてアルコール依存症を公表しているアーティストのZIGGY・森重樹一など、さまざまな立場の人に話を聞き、漫画としてまとめた1冊だ。
■書誌情報
『依存症ってなんですか?』
著者:菊池真理子
発行:秋田書店
定価:1,100円(10%税込)
発売日:2021年5月14日
1話試し読み:https://souffle.life/topics/souffle-special/20210225/