作家としても快進撃 加藤シゲアキ『AERA』表紙&インタビュー登場

加藤シゲアキ『AERA』表紙&インタビュー

 加藤シゲアキが表紙に登場した『AERA』が4月12日に朝日新聞出版より発売される。

 『オルタネート』で直木賞と本屋大賞にノミネートされ、吉川英治文学新人賞を受賞した加藤シゲアキ。撮影が行われたのは主演舞台の初日を目前に控えた3月末、しかも稽古終わりというタイミングだったが、加藤は疲れを見せるどころかエネルギッシュ。「次の作品からはもう一つギアを上げていかなければいけない」「(自分は)文学界の中心にはいないけれど、何かをつなぐことはできる」と語るなど、小説家としての新たな決意を感じさせるインタビューとなった。カラーグラビア&インタビューは3ページ。撮影は蜷川実花が担当している。

 巻頭特集は「全国121高校の『合格力』」。大学入学共通テストが初めて実施されたことで、何かが変わったのか。「旧帝・東工大への現役合格率ランキング」「早慶理MARCHへの合格者数ランキング」を軸に検証した。

 特集の関連記事として、「プレステの父」久夛良木健と「iモードの父」夏野剛の対談も独占掲載。2022年度に近畿大学が新設予定の「情報学部」で、学部長に就任する予定の久夛良木。一方、夏野は20年、同大の情報学研究所所長に就任した。対談では、いま教育の世界に身を投じる理由、日本社会の停滞の原因に加え、「プレイステーション」や「iモード」の発想の原点、学生に求める「妄想力」などについて、縦横無尽に語り合っている。

 「ありのままの姿」の写真集を出し話題となっている水原希子へのインタビューも実施。「写真集を出すなら、今のこのタイミングしかない」と考えたという水原。その背景には、どんな思考があったのか。じっくりと話を訊いた。

 4月5日発売号からスタートした2つの新連載も好調。「棋承転結」には今週も渡辺明三冠が登場し、「忘れられない失敗」として藤井聡太二冠に破れた2月の朝日杯準決勝を語っている。King Gnu 井口理の対談連載「なんでもソーダ割り」も、『ジョジョの奇妙な冒険』の作者で漫画家の荒木飛呂彦さんとのトークが続く。

■書誌情報
『AERA(アエラ)』2021年4月19日号
定価:440円(税込)
発売日:2021年4月12日
https://www.amazon.co.jp/dp/B08XZNBK55

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