宮崎夏次系が架空の小説を漫画化 「SFマガジン」新連載始動!
King Gnu井口理、BiSHアユニ・D、南原清隆らがいま大注目する漫画 家・宮崎夏次系による新連載が、早川書房「SFマガジン」2021年4月号(2月25日発売)よりスタートした。
宮崎が新連載で描くもののはーー「架空の小説の漫画化」。ありそうでなさそうな小説のタイトルを宮崎が短篇漫画で表現する。
第1回は「武士よさらば」。生まれたその時から達筆のササキは古文書的な字を書き、神童かと思われていた。だが10年後、学校で浮いていた。テストの答案も古文書風にしか書けず、先生も親も困り果てる。だが、どんなにがんばっても普通の字を書けない。そこには深く“とんでもない”理由が隠されていた……。書き文字に翻弄された少女の運命を描く大スペクタクル作品だ。
■宮崎夏次系(みやざき・なつじけい)略歴
初単行本『変身のニュース』が、文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査 委員会推薦作品に選出。次作『僕は問題ありません』が、《このマンガがすごい!》や《俺マン》などの各コミック・ランキングにランクイン。「SFマガジン」に連載した日常系SFショートコミック『と、ある日のすごくふしぎ』では、不思議な日常を優しく切り取ったセンス・オブ・ワンダーが好評で、すでに4刷。フジテレビ『世界SF会議』にて描き下ろし漫画 が朗読劇となり、やくしまるえつこ氏とのコラボレーションが話題となった。カルチャーやアートなどの各方面から熱い支持を得ている。