凪良ゆう『滅びの前のシャングリラ』発売前大重版決定 累計10万部を突破
『流浪の月』で2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうの受賞後第一作『滅びの前のシャングリラ』が10月8日、中央公論新社より発売される。
『滅びの前のシャングリラ』は発売前より全国の書店から「本屋大賞受賞作を超えた」「人生最高レベルの傑作」と高く評価され、事前注文数が当初の予想を大きく上回ったため、この度、大重版が決定した。
なお本作は単行本初版分にのみ、スピンオフ短篇『イスパハン』(全12P)が特典として封入される。
<ストーリー>
「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。
なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」
一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。滅亡を前に荒廃していく世界の中で「人生をうまく生きられなかった」四人が、最期の時までをどう過ごすのか――。圧巻のラストに息を呑む。2020年本屋大賞作家が贈る心震わす傑作。
■書籍情報
『滅びの前のシャングリラ』
著者:凪良ゆう
出版社:中央公論新社
発売日:10月8日
定価:1550円(税別)