GENERATIONS小森隼「もし解散するならと意識してやっている」 LDH朗読劇『芸人交換日記』公開ゲネプロ
LDHが送る新たな朗読劇『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』が2月5日から日本青年館ホール(東京都新宿区)でスタートした。初日はGENERATIONS from EXILE TRIBE・小森隼、劇団EXILE・鈴木伸之、E-girls・石井杏奈が公開ゲネプロに臨み、脚本・演出の鈴木おさむとともに取材に応えた。
LDHと鈴木おさむがタッグを組んだクリエーターチーム「株式会社 LDH O」が仕掛けるプロジェクトで、朗読劇を飛び越えた新しいかたちのエンタテインメント「BOOK ACT」として公演を行う。今年、LDHが掲げている「LDH PERFECT YEAR 2020」という一大イベントの一環として「BOOK ACT」も東京と兵庫で計29公演を行い、LDH所属アーティストや俳優、モデルなど総勢37名の出演が予定されている。小森は1月(GENERATIONS 小森隼がナイツ塙ら芸人5名と朗読劇に挑戦 「今持っているものを全て出し切ります」)にも人気芸人5人と組み『芸人交換日記』を主演している。今回の再演では役柄を変え、情熱的なツッコミの「甲本」役を小森が、冷静なボケの「田中」役を鈴木伸之が、甲本の恋人の「久美」役を石井杏奈が演じた。
原作は鈴木おさむの小説『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』(2011年/太田出版)で、結成11年目の売れないお笑いコンビがお互いの本音を知るために交換日記を始めるというあらすじ。ゲネプロを終えた小森は「前回で朗読劇初挑戦の自分が、1月と2月の短い期間の間にふたつの役をやらせてもらって思い入れも強くなっている」と意気込む。「自分がもし解散するならと、自分なりに当てはめて意識してやっている」と、役作りを明かした。
劇団EXILEの鈴木伸之は「純粋に感動できて楽しめる作品。言葉が自分に刺さる」と話す。「これまで自分が演じてきた舞台と違って、最初から最後まで出番が続いていくのが初めて。今日のゲネプロではどうしてもお手洗いに行きたくなってしまって、すごく考えた挙句、終盤の大事なシーンの途中でトイレに行ってしまった」と反省も。それに対して小森は「新手のドッキリかと思ったもん。上とか見てカメラを探した」と笑いを誘った。 演出を手掛けた鈴木おさむは、小森らの演技を高く評価。「これまで何度か『芸人交換日記』はお笑い芸人と一緒に舞台化してきた。今回アーティストと役者さんのみでやってみると全く別物になった。劇団EXILEは芝居がめっちゃうまい」と話した。『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』は29公演のうち、配役を変えながら、中務裕太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、青柳翔、鈴木伸之、町田啓太、八木将康、佐藤寛太(以上、劇団EXILE)、SWAY(DOBERMAN INFINITY、劇団EXILE)、佐藤晴美、坂東希、石井杏奈、山口乃々華(以上、E-girls)、Dream Shizukaが出演する。
■関連情報
『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』公式ウェブサイト:https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/1559/