井澤勇貴、初写真集は「全部のカットに思い出がある」 発売記念イベントで魅力語る
舞台『おそ松さん on STAGE~SIX MEN‘S SHOW TIME 3~』などに出演し人気急上昇中の俳優、井澤勇貴の初となる写真集『井澤勇貴 ファースト写真集 守破離』(KADOKAWA)が、12月18日に発売された。その写真集発売を記念し、ファン向けのイベントが12月21日に東京・渋谷で開催された。
同写真集は、井澤自身がコンセプト作りから参加した作品となっており、10月に日本と台湾の約10カ所で撮影した。国内でのソリッドでファッショナブルなカットや、初めて訪れた台湾を楽しむナチュラルな表情、すべてをさらけ出したエモーショナルなカットなどが満載の写真集となっている。
出来上がった写真集を手にして「自分のものなんですけど、自分の写真集という感じがしないんですよね。表情や仕草がいつもの自分と違うと思っていて、逆に写真集を新鮮な気持ちで楽しめています。だから、この内容なら僕を慕ってくれている方は絶対楽しめると思いますし、全部のカットに思い出がすごくあるので、読み返すとその時のことがよみがえってくるんです」と目を輝かせながら答えた。作品へのこだわりについては撮影前の打ち合わせで変化があったと言い、「最初は服装とかいろいろこだわっていたんですけど、自分が見て楽しく周りにも見てほしいと言えるものを作ろうと思った時に、衣装やいろいろな部分は全部プロの方に任せることにしました。その分、撮影する時にその状況で感じることに意識を集中しながら撮影に臨みました」と心境について語った。
写真集の出来栄えは「100%中150%!」と自信満々に答え、お気に入りのカットは 「静岡にある砂丘で撮影したカットで、地球が本来持つエネルギーを感じて力強い写真が撮れたなと思っています。後はファンの皆さまが僕の横顔が好きなので(笑)」と笑顔を見せた。台湾での思い出に残ったエピソードを聞くと「夜市は面白かったですね。買ってその場で食べる場所があって、みんなで楽しくわいわい食べました」と明かし、「今回は撮影で来ましたけど、友達と行ったら違った楽しみ方もできそうです」とコメントした。また、台湾でのお気に入りカットに廃墟での撮影をあげ「この写真集のタイトルになった“守破離“を感じた場所です」と答えると、ここでの経験が撮影予定のなかったホテルでの撮影につながったと吐露。「全裸になって自分をさらけ出す中で、自然と涙がこぼれました」と感慨深げに語った。
2019年を振り返って「いろいろな経験をさせていただきました。台湾のこともそうですし、海外に行くことで感性が磨かれて、変化が自分でも感じられました。守破離に近付けた1年だったと思います」と答えると、「海外でもっと感性を磨いたり、役者以外のことにも挑戦してみたいです。僕は写真が好きなので、この写真集のような写真を撮るために何をすればいいのか模索してみたい」と抱負を語り締めくくった。
■書籍情報
『井澤勇貴 ファースト写真集 守破離』
出版社:KADOKAWA
発売日:2019年12月18日
定価:3,800円(本体)
https://www.kadokawa.co.jp/product/321907000664/