北野武、書き下ろし戦国歴史エンターテインメント小説に挑戦 本人直筆のコメントも

北野武、歴史長編小説に初挑戦

 北野武にとって初となる歴史長編小説『首』が、2019年12月20日にKADOKAWAから発売される。

 発売にあたり、北野のコメントが公開された。

■あらすじ
羽柴秀吉と千利休に雇われ、謀反人と逃げ延びた敵を探す旅をしていた曾呂利新左衛門は、信長に反旗を翻し、有岡城から逃走する荒木村重を偶然捕らえた。この首の価値はいかに。曾呂利は、信長が狙う荒木村重の身柄を千利休に託すのだった。一方、丹波篠山の農民・茂助は、播磨へ向かう秀吉の軍勢を目撃し、戦で功を立てようと、雑兵に紛れ込むのだった。だが、思わぬ敵の襲撃が茂助の運命を狂わせていく──。信長、秀吉、光秀、家康を巻き込み、首を巡る戦国の饗宴が始まる。書き下ろし歴史長編。

■北野武(きたの・たけし)紹介
ビートたけし。1947年、東京都足立区生まれ。72年、ツービート結成。漫才ブームとともに絶大な人気を誇る。89年『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。97年『HANA‐BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。2010年、フランスの芸術文化勲章の最高章「コマンドール」を受章。18年、旭日小綬章受章。北野武名義の近著に『北野武第一短編集 純、文学』がある。

■書籍情報
『首』
著者:北野武
装幀:矢野のり子(島津デザイン事務所)
題字:島津義晴
扉画:ビートたけし 
発行:株式会社KADOKAWA
発売:2019年12月20日 ※電子書籍も同日発売
定価:本体1,600円+税
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321907000132/

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