劇団EXILE町田啓太が語る、写真集で“昭和ロマン”を表現した理由 「昔の日本映画への憧れがあった」

劇団EXILE町田啓太『BASIC』インタビュー

ずっと興味があることに対して挑戦し続けてきた

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ーー町田さんは役者として活躍しています。舞台やカメラの前での演じるのと、写真の被写体になるのとでは、意識にどのような違いがありますか。

町田:今回の撮影を経て、全く別物だと感じました。映画、ドラマ、舞台とかになると、台本、ステージングありきで、役があるのでそれだけを考えていればいいことなんですけど、写真集では本来の自分でしかない。演じているとかは全くなく、今回はその場所に行ったときに自然と湧いてくる感情のままに撮影していただきました。きっちりポージングを決めたりすることもあまりなく、動き回りながら、これをやってみようというその場での発想で撮っていきました。演じている時の僕とはまったく違う表情になっていると思います。

ーーTwitterでは青柳翔さんがユニークな反応(https://twitter.com/aoyagi_official/status/1196624094147440640)をしていたりもしましたが、劇団EXILEのメンバーからほかに何かリアクションはありましたか?

町田:写真集発売のお知らせをした日にインスタライブで配信をしたんですけど、その時にたまたま佐藤寛太が来てくれたんです。写真集を見て「エモいっすね」と言っていて、寛太の年齢から見るとそんな感じなんだって思いました。年齢によって見え方も変わってくるのかもしれません。懐かしさを覚える方もいるだろうし、僕みたいに昭和テイストに憧れを持つ人もいるだろうし、新しい見え方をする人もいるだろうし。人によって、いろんな見方があるのも面白いなと思いました。

ーー写真集の中のインタビューでは、今回の撮影が「20代を振り返るきっかけになった」と答えています。改めて、町田さんにとって20代はどのようなものでしたか?

町田:今までの人生を振り返ってみると、ずっと興味があることに対して挑戦し続けてきたなと思います。高校選びも地元から離れて全然違うところに行ったり、パイロットを目指してみたり、かと思ったらダンスをやってみたり。東京に出て体育大学に行ってみたり、そうかと思えば俳優業を始めてみたりと動き回ってきました。20歳からは、今の事務所に所属して俳優としての挑戦が始まり、自分の目指すべき方向がどんどんはっきりしていきました。こうやって9年間、同じことを続けてこれたというのは、今までになかったことです。やればやるほど思うこともたくさん増えたり、やりたいことや挑戦してみたいことなど願望も増えていく。そんな20代だったと思います。

ーー9年間の俳優としての経験を積んで形成された町田さんの世界観が「BASIC」には表れていると思います。

町田:そう見えていたら嬉しいです。20代を通して映画や芝居から吸収して、自分が表現したいと思ったものやその感覚を少しでも感じて楽しんでいただけたら。

(取材・文=渡辺彰浩/写真=三橋優美子)

■書籍情報
町田啓太1st写真集『BASIC』
撮影:彦坂栄治
予価:2700円+税
発売日:2019年11月20日
判型:A4変形+DVD付き

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