光ママが語る、子育てママに支持されたワケ 「家の中のリアルな“お母さん”は見落とされがち」

光ママが語る、お母さんへの想い

全国のママに伝えたい想い

――Instagramの影響で、劇場に来るお客さんも増えたと聞きました。

光ママ:若い追っかけの子は、普通に劇場に来てくれるんですけど。でもお母さんたちは「光ママが出る」と告知すると満席になります。

ヒロちゃん:ママさんバレーのユニフォームを着てくるお客さんもいますよ。

光ママ:渋谷の街をユニフォーム着て歩いてきて、そのまま劇場に来るんです(笑)。「わたし、ママさんバレーやってるから!」とか言いながら。毎回、ひとりはいますよ。すごくありがたいです。

――今後、ヒロちゃんをどう育てていきたいですか?

光ママ:それを言ったら、キリないですよ(笑)! ヒロちゃん、言うこと聞かないし。「はいはい」言うけど、なにもできとらんので。ゆくゆくは就職して自立したときに、「お母さんがやってくれたことが、少しは役に立ってる」って思ってくれたらいいですよね。結婚して子育てするようになったら、ヒロちゃんは絶対に光ママの言葉を使うはずだから

――嫁姑問題が勃発するかもしれないですね。

光ママ:だから先が長いですよね。ヒロちゃんが就職したり、彼女を連れてきたりしたら、もう心配! いままではよかったけど、見る目が変わるかもしれない。

――無限大ですね、老後まで。

光ママ:光ママを知らない人は「なに言うてんねん!」となりますけど、光ママを知ってる人は自然に見てくれますよ。「ヒロちゃん、そんなこと言わないで!」とか。ヒロちゃんに彼女ができたときに、Yahoo!ニュースに載るくらいになりたいですね。『光ママの子ども、ヒロちゃんに彼女が!」みたいな(笑)。

ヒロちゃん:『ヒロちゃんの彼女、光ママと初対面!』とか(笑)。

光ママ:それくらいみんなに共感されるところまで、いけたらいいですよね。

――この度、日めくりを出版するにあたり、これまで動画で表現していたものが、言葉と写真で表現することに難しさは感じましたか?

光ママ:そこは意外とすんなりいけました。メインの言葉は日々、舞台や動画で言っている言葉なんですけど、それに対しての解説文に特に想いを込めて書きましたね。その解説文も読んでほしいです。

 日めくりを見て、「たまには息抜きしていいんだよ」という内容だったら、お母さんたちに「今日、光ママがなにもしないって決めたなら、わたしもなにもしない日でいいや」みたいに思ってもらえたら嬉しいですね。「抱きしめることが最高の愛情たい」だったら、「じゃあ、今日は息子を抱きしめてみよう」とか。

――特に想いを込めた箇所は?

光ママ:全部、想いを込めましたけど、個人的にはいちばん最後が好きですね。光ママの手形を入れているページです。元気な人も、そうじゃない人も、頑張りたい人も、背中を押してほしい人も、最後の言葉を読んでほしいです。

――今後、光ママとしてどのように展開をしていきたいですか?

光ママ:これだけ待ってくれている人がいるので、光ママに注目していただける場所に、もっと出たいです。グルメロケとか、街ブラとか、情報番組とか、お母さんたちが見ている時間に出て、光ママ親子として活動していきたいですね。お母さんたちをガッカリさせるようなことは、絶対にしたくないんですよ。それと、子どもたちに「お母さんを大切にしてほしい」というメッセージを込めて、広げていきたいです。

(取材・文=尾崎ムギ子/写真=富田一也)

■書籍情報


『【日めくり】まいにち 光ママ! 』
発売中
価格: 1,000 円+税
公式サイト:https://www.wani.co.jp/event.php?id=6371

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