SixTONES 髙地優吾、苦手なはずの後輩との交流から見えるすごさ 『ワイルドトリッパー!!』で見える新しい一面

 SixTONESの髙地優吾とTEAM NACSの戸次重幸が初タッグを組む番組『ワイルドトリッパー!!』(Prime Video)が、4月10日より配信スタートした。

 本番組は、キャンプインストラクターの資格を持つアウトドア派な髙地が、後輩のジュニアたちとともに北海道を横断しながら、さまざまなミッションに挑んでいくというドキュメント旅番組。髙地とジュニアたちの旅には“スマホ検索NG”というルールが課せられているため、地元の住民に聞き込みをしたり、ヒッチハイクに挑んだりしながら、ミッションクリアを目指して奔走していく。

 髙地といえば、言わずとしれたSixTONESのバラエティ班だ。事務所入りのきっかけも、バラエティ番組『スクール革命!』(日本テレビ系)の新入生(出演者)オーディションに応募したことだった。入所時から、Hey! Say! JUMPの山田涼介、知念侑李、八乙女光ら事務所の先輩の背中を見て成長してきたことも大きいのだろう。4月6日にスタートしたSixTONESの新冠番組『Golden SixTONES』(日本テレビ系)でも、トークの押し引きのバランスが俊敏で、「さすがだなぁ」と思う場面も多かったように感じる。

 『スクール革命!』では、後輩としてたくさんのことを吸収してきた髙地。『ワイルドトリッパー!!』では、これまで学んできた“バラエティ術”を後輩たちに伝授していくことになるのだろう。エピソード1でワイルドプランナーとして登場した北海道出身の戸次には「後輩とあんまり仲良くなくて……」と漏らしていた髙地。「年下の面倒の見方、マジでわからなくて」と話していたが、実際に旅が始まると、面倒を見るというよりも一緒の目線に立って頑張る姿が印象的だった。

 個人的に、“尊敬される先輩”というのは大きく分けて2パターンあると思っている。ひとつ目は、後輩から「あまりに大きな存在でなかなか喋りかけられない……」と思われるタイプ。もうひとつは、後輩と同じ目線に立ち、「一緒に頑張ろう!」と声をかけるタイプだ。

 髙地は、SixTONESとしてスター街道を駆け上がっているメンバー。前者のような存在になってもおかしくはないが、彼の場合は親しみやすさを保ち続けているのがすごいところであるように感じる。だからこそ、後輩たちもツッコミを入れたり、気軽に話しやすいのだろう。そういう空気感を自ら作ることのできる“先輩”は、なかなかいないと思う。

 また、髙地は、グループのなかでは“お兄ちゃんキャラ”を通り越して「ダディ」と呼ばれることも。面倒見の良さはピカイチで、オフの日には後輩たちを誘ってフットサル大会を開催することもあるらしい。『ワイルドトリッパー!!』の公式SNSでも、出演するジュニアたちとの距離感の近さが伝わってきた。

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